2020年01月23日

胸部X線読影道場ふたたび157

今回の画像はこちらです。以前の写真などはございません。一発勝負です!

スライド138.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 19:01 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月22日

胸部X線読影道場ふたたび156

昨日の画像では、両側びまん性の淡い高吸収域が目に付きます。心拡大もあり、左2弓も突出していてPA圧が高そうです。ただ、末梢の水を示唆するカーリー線や両側胸水は見られず、心不全!とは言いにくいです。CTでは、

スライド136.JPG

スライド137.JPG

こういう感じ。やはりすりガラスがあります。こう来ると間質性肺炎を想起しますが、ここで大切なのは「IPFか否か」。蜂巣肺・UIPパターンの有無を見ます。末梢の蜂巣肺は見られませんし、何より分布が、胸膜直下/横隔膜直上ではありません。本症例は膠原病のある間質性肺炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/GXe7qPvVkro

トップページへ

posted by 長尾大志 at 09:50 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月21日

胸部X線読影道場ふたたび155

それでは今日の画像をどうぞ。

スライド135.JPG

これは…

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:01 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月20日

胸部X線読影道場ふたたび154

ということで、何もなかった頃の写真がこちらです。もうおわかりですね。

スライド134.JPG

こちらと比較すると、右2弓がシルエットサイン陽性で、側面でも心臓に重なって高吸収なべたっとしたコンソリデーションが見られます。また、わずかに右肋横角が鈍になっています。吸気時の胸痛もあり、右中葉の肺炎+胸膜炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/f3XaKWUMUnA

トップページへ

posted by 長尾大志 at 14:51 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月19日

先週1/14〜17のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)感想

センター試験、皆さん無事に終了されたでしょうか。滋賀医大関連では報道もないようで、一安心です。

そして、先週も無事にクリクラが終了しました。熱心な班だったと思ったのですが、意外に感想はあっさり味でした笑。まあ頂いた感想をご紹介します。

(この1週間で学んだことのうち、最も印象的だったことについて書いてください。以下引用)

「闘魂外来」
「患者さんや他の医師への話し方、伝え方」
「実際に患者さんの問診をさせて頂いて問診の実際を知れたこと」
「カルテ記入の煩わしさ」

(引用ここまで)

長い患者さんの病歴・生きてこられた歴史を紐解いてカルテを書く、まさに臨床医としての醍醐味じゃないか、とも思いますし、その作業にやりがいを感じてもらえることもあるのですが…「煩わしい」とダイレクトに言われてしまうと、まあ脱力しますね…。

(この1週間の感想を書いてください。以下引用)

「全てのクリクラの中でも群を抜いて有意義でした。大変勉強になりました。ありがとうございました。」
「外来がとても勉強になりました。しっかりフィードバックやフォローをその都度していただいて、大変ありがたかったです。」
「実臨床に即した内容の講義や問診などを体験させて頂き、とても勉強になったと同時にこれから医師として働くモチベーションの向上にも繋がった。とても楽しい実習でした。」
「『ビア樽』しか読めないと思っていた胸部X線(立位)、実はビア樽も読めてなかったとは... !様々な画像に触れ、活字に触れ、経験値が飛躍的に高まる1週間でした。2週間あればなあ、と思いましたが、これからは頑張って自学していこうと思います。ありがとうございました。」

(引用ここまで)

『ビア樽』は正面からだけだと読めません、っちゅう話ですね。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 23:03 | Comment(0) | 先輩研修医・学生さんの感想

2020年01月18日

最後のセンター試験

今日は最後のセンター試験でしたね。

私も試験監督として参加。滋賀県は雪もなく、交通の乱れなど、大きな問題はなかったようでよかったです(18時現在)。

受験生の皆さんは、明日も無事に、これまでの努力の成果を発揮されんことをお祈りしております。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 21:59 | Comment(0) | 日記

2020年01月17日

胸部X線読影道場ふたたび153

昨日の画像だけでいける方はいけるのでしょうが、側面も撮ってくれていますのでお目にかけます。ただし、CTはありませんので、こちらでキッチリ結論を出しましょう。

スライド133.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 15:44 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月16日

胸部X線読影道場ふたたび152

このたびの写真はこちらです。いかがでしょうか。

スライド132.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 14:55 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月15日

胸部X線読影道場ふたたび151

何もなかった頃の画像と比較すると、(体つきも多少変わっていますが)目立つのは右下肺野、左下肺野の高吸収域です。特に、左は第4弓のシルエットサイン陽性ですので、間違いありません。また、左下肺野には心陰影に沿って索状影も見受けられます。胸部CTでは…

スライド131.JPG

中葉、舌区に限局したコンソリデーションを認めました。80歳代の肺炎でした。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/XZ7kZaC-SGs

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:07 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月14日

胸部X線読影道場ふたたび150

例によって、何もなかった8年前の写真が手に入りました。比較しましょう。

スライド130.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 16:53 | Comment(0) | 胸部X線道場

移動中の読書

昨日の移動中、『やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力』という本を読みました。

典型的な「ダメ企業」だった、というミスターミニットを、29歳の社長が見事V字回復に導いたお話、経験談とそこから導き出された教訓です。実に興味深くて、ぐいぐい読んでしまいました。

新社長がしたことは、ただひたすらに、会社のすべてを「現場中心」につくりなおした、ということでした。逆にそれまでの会社がジリ貧になっていた理由は「現場を知らない、エラい『上』が机上の空論で考え出した方策に振り回されて迷走していた」ということです…これって、硬直した今の日本の組織あるあるですね。某専○医制度とか…。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%80%81%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E5%8A%9B-%E8%BF%AB-%E4%BF%8A%E4%BA%AE/dp/4799320300

トップページへ

posted by 長尾大志 at 00:18 | Comment(0) | 日記

2020年01月12日

〈遅報〉『第13回びまん性肺疾患フォーラム』見聞録2

今日のセミナーも無事に?終わり、帰ってまいりました。自分の中で、咳の鑑別・診断がまとまってきた気がします。診断論、まとめられるかなあ…。

さて、昨日の続き、『第13回びまん性肺疾患フォーラム』の振り返りです。


引き続き、『線維化性間質性肺疾患の疾患進行性フェノタイプ』の中の各病態に関して、まず特発性間質性肺炎、中でも特発性肺線維症について公立陶生病院の近藤康博先生のお話でした。

こちらもKolbの論文(Respir Res. 2019 Mar 14;20(1):57.)を読めという話ですが、とにもかくにもIPFは進行性フェノタイプの代表であることは間違いないものの、なかなかそれ以上のことは言えないようなお話、画像の悪化する速度が進行と相関する謎のお話でしたがなかなか難しそうでした。


続いて神奈川県立循環器呼吸器センターの小倉高志先生による『IPF以外のIIPs』のお話。

・IPFのGAP ScoreにILDのタイプを加えたILD-GAP Scoreが一つの参考になる。
・喫煙者が入っているコホートではNSIPでも予後が悪い。つまり喫煙者であるということ自体が一つの予後因子になる。
・肺機能の低下はNSIPでは一部関係がある。治療反応性が良いと一般的には予後が良いが、ただ予後が悪いものも含まれる(そりゃそうですね)。
・INSIPよりもCTD、IPAF(膠原病IP)の方が予後が良い。
・unclassifiableはIPF/UIPとNon-UIPの間の予後になり、急性増悪もINSIPより起こしやすい(2%対10%)。
・バイオマーカーに関してはまだ研究途上である。

結局のところ<免疫抑制治療となる>炎症性病変と、<抗線維化薬治療>となる線維化病変の割合がどうなのか、そういうことがクライオバイオプシーで分かるかどうか、その辺りの研究が進んでいるようです。
クライオ標本でfibroblastic fociとかがあれば抗線維化薬を使うというプラクティスも最近はあるようです。


そしてそしてその次に、非特発性疾患等のお話がありました。まずは関節リウマチ。大阪医科大学三島南病院内科の槇野茂樹先生によりますRA-ILDのお話。

・RA-ILDはとにかく多彩である。言えることはRA-NSIPよりRA-UIPの方が予後が不良であるということ、しかしながらここでもunclassifiableが結構あるとのこと。症例数はUIPが多そう。
・RAの死因はUIP合併例だというUIP死が多い。
・UIPの中に気道病変が先行するものが含まれている。
・INBUILD study(N Engl J Med. 2019 Oct 31;381(18):1718-1727.)はUIPパターンがあればRA-ILDでもニンテダニブの効果が期待できる、という結果であった。
・IVCYは長期には使えないので、RA-CFILDには不向きと考えている。
・抗CCP抗体陽性だとILDが多い。


公立陶生病院の山野泰彦先生は、強皮症について語られました。

・限局皮膚硬化型とびまん皮膚硬化型とでは臨床像のパターンが異なる。
・自己抗体によってパターンが異なっていてNSIPが80%、UIPが8%だが、組織型による予後の差はこれまで明らかにはなっていない。むしろILD病変の広がりが予後不良と関係している。
・抗セントロメア抗体、U1-RNP抗体陽性だとPHが起こりやすい。
・強皮症は、特にScl-70陽性の場合、序盤に結構ILD病変のピークが来て、その後ゆっくり進行する。
・SENSCIS(N Engl J Med. 2019 Jun 27;380(26):2518-2528.)研究ではニンテダニブが進行を抑制した。
・KL-6は一つの手がかりとなるようだが、リミテーションのある研究しかない。
・強皮症に関してガイドライン策定中であり、予後不良因子があれば早めに治療介入すべきとなるだろう。
・膠原病内科医は、普通はRAやSLEを診たい人が多く、強皮症を診たいのはK大学一門ぐらいではないか。
・強皮症があると手指の血行が悪くなり、SpO2が測定しにくいので、10本とも指を見てみないと正確とは言えない。耳にもRaynaudがあるため、耳朶でも測定が困難だったりする。
・強皮症の死因1位はILD、2位は肺高血圧である。


次に浜松医科大学の穂積宏尚先生によりますANCA関連血管炎のお話。穂積先生はこれまで存じ上げなかったのですが、お若いのに大変エレガントなプレゼンテーションで印象深かったです。

・MPAは日本に多く、EGPA、GPAといった肉芽腫性の疾患は欧米に多い。
・厚生労働省の診断基準は国際的に統一されたものではなく、Wattsらのアルゴリズムを使うことが多い。
・ILD合併例ではILDが先行することが多い。その場合HRCTではUIPパターンが多い。MPAにILDが合併すると予後は不良である。%FVC低値が予後不良。急性増悪の発症頻度はIPFと同等。


そして慢性過敏性肺臓炎に関して、神戸市立医療センター西市民病院の冨岡洋海先生がお話しされました。ここもなかなか混迷が増しているといった印象。

・CHPはPF-ILDの結構な割合を占めている。
・鳥関連の過敏性肺炎だとなかなか肉芽腫が見つからないこともある。
・Head Cheese appearanceがあると予後は良好。
・国際診断基準は現在策定中である。
・画像上13%にPPFE所見があって予後因子となっている。
・抗原が不明である方が予後は不良である。
・ステロイドの効果は実は乏しくて、特に線維化病変が多いものは厳しい。


最後に済生会熊本病院の一門和哉先生によるARDSのお話。開始から四時間半が経過し、なかなか厳しい状況でしたが、印象的だったのはこれまでなされた159の研究のうち予後を改善したものは低容量寒気と腹臥位の二つだけということ。組織型ではDADは予後不良だがDAD以外も多いということ。炎症性のフェノタイプだとスタチンが反応するかもということ、などなどが印象に残っています。


登壇された先生方は皆様熱心にお話しいただき、現状の把握に大変参考になりました。先生方、本当にありがとうございました。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 23:46 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録

2020年01月11日

〈遅報〉『第13回びまん性肺疾患フォーラム』見聞録1

今日は、明日のセミナーに備えて前乗りです。

817428.jpg

久々に富士さまを拝めました。


さて、先日、といっても昨年のことですけれども、『第13回びまん性肺疾患フォーラム』に参加してきました。こちらの会、これまでにもちょこちょこ参加させて頂いてるのですが、いつも大変学びが多く、学んだことが盛りだくさんになってしまい、振り返ることもできていませんでした。

今回はテーマが『線維化性間質性肺疾患の疾患進行性フェノタイプ』ということで、色々とエキスパートの先生方の貴重なお話もあり、学ぶことも多くやはり振り返っておかねばと思いましたので、ちょっとここで振り返っておきたいと思います。基本的にはお話になったことの核を、箇条書きにする感じでまとめていきます。
なお、この手の会の御多分に洩れず、本フォーラムもCOI(某S社さん)がありますことを申し添えておきます。

例年通り、初めの1時間は福井大学の伊藤晴海先生による、肺の微小構造の解剖、及び先人の(特に病理における)業績のご紹介でありました。個人的には大変勉強になりましたが、ここではあえてまとめということはしないでおきます。

引き続き、テーマに沿ったシンポジウムが開始されました。

まずはNHO近畿中央呼吸器センターの井上義一先生による『線維化性間質性肺疾患の疾患進行性フェノタイプ概論』。

・IPAFは今の日本ではIIPに管理的にも含めていて、臨床的に膠原病の要素を取り立てて、というよりはむしろ研究用カテゴリーとしての意味合いになる。
・IPFとINSIP、そしてさらにIPPFEのオーバーラップはかなりあり、不可分だったりすると考えられる。特にIPPFEはほとんどがUIP病変を合併していて、管理も事実上IPF/UIPと同じ。
・日本でIPFの急性増悪や肺癌の発症が多いのは、ステロイドや免疫抑制薬を使っているからだという批判がある。
・NSIP独立論はずっとある。
・ANCA陽性間質性肺炎はスタディによってUIPに含めてしまったりNSIPにしたり。肺胞蛋白症は線維化に注目しUIPぽいものは予後が悪い。
・線維化肺疾患へのニンテダニブの効果(N Engl J Med. 2019 Oct 31;381(18):1718-1727.)がポジティブであり、他の抗線維化薬でも第U層第V層試験が走り出している。これが今回の会のきっかけとなった。


続いて関西労災病院放射線科の上甲剛先生によります、『線維化性間質性肺疾患の疾患進行性予後不良因子:画像から』というお話でしたが、いきなり「そういうものはない」というオチで、現状の画像業界での混乱がよくわかりました。

・PF-ILD(Progressive Fibrosing Interstitial Lung Diseases)の中に、進行する一群のフェノタイプがあることは間違いない。
・NSIPの分類に関しても混乱してきているが、今NSIPに分類される疾患群の画像は、強皮症関連の間質性肺炎における画像にとても似ている。胸膜直下がスペアされていて、さりながら決して正常ではない、そういう特徴がある。
・RA-IPはUIP、NSIP、OP、気道病変、色々混在している。雑な米国の放射線科医は(彼らはもうボロボロ…)、結局IPF/UIPとRA-IPのCTは同じ、とまで言ってしまっている。
・CHPに関しては一時上肺野優位、それに対してUIPは中下肺野優位と言われていたこともあるが、現状では結論は出ていない。むしろ特に分布に特徴なしという意見が多い。画像所見の特徴としては、Head Cheese appearance、モザイクというキーワードがある。リンパ管や胸膜にも病変が認められ、小葉辺縁性の陰影が特徴的である。


続いて長崎大学の福岡順也先生によります、『線維化性間質性肺疾患の疾患進行性予後不良因子:病理から』のお話。要するにCottinらの総説(Eur Respir Rev. 2019 Feb 27;28(151).)を見ろということなのですが、進行するかどうか病理で予測できるか?という問いにははっきり「無理だ」と、こちらも病理業界の混乱ぶりがよくわかるお話でした。

・間違いないのはUIPがあるかないかで予後が違うということ、それ以外にはfibroblastic foci、fibroelastosisなどなどの要素でもって予後を推定する研究が現在進んでいるということ。とにもかくにもUIPは病理での一致率が悪いのが問題。
・言えることは、UIPという、わりと確立した病態があって、それを悪化させるファクターが色々あり、それによって修飾されている(例えばIPF、IPAF-UIP、CHP-UIP、CPFEなどのように)プラスアルファ溢れてきたものが悪化するという考え方で整理すれば良いのではないか。
・最近注目されつつあるクライオバイオプシーにおいて、病因まで言うのは難しい、VATsとの不一致がある。

…というなかなか残念なお話がありました。
福岡先生の口ぶりでは、すでに福岡先生はじめ最先端の先生方は、形態学的な病理にはあまり興味がなく、AIなどを絡めた新たなステージに移っておられる、そのような印象を持ちました。

長いので、明日以降に続きます。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 22:27 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録

2020年01月10日

胸部X線読影道場ふたたび149

今回の画像も、これまでによくご覧になったパターンかと思います。基本を繰り返しましょう。

スライド129.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 11:18 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月09日

『まるごと図解 呼吸の見かた』訂正です。

読者の方からご指摘を頂きました。修行中のナース さん、ご指摘をありがとうございます。

表紙.jpg

『まるごと図解 呼吸の見かた』の43ページ下方、四角の中の文
左側の「呼吸性アシドーシスで上がったpHを正常に戻そうとして」→「低くなったpH」
右側の「呼吸性アルカローシスで下がったpHを正常に戻そうとして」→「高くなったpH」
の間違いです。お詫びの上、訂正させて頂きます。

なおこの件は、現在店頭にございます「第4刷」からは訂正されております。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 19:01 | Comment(0) | 書籍の訂正

2020年01月08日

胸部X線読影道場ふたたび148

今回の画像は、パッと見ても右の胸水はすぐにわかると思いますが、その原因は何か、ということです。

右上肺野の、胸膜に沿った、といいますかextra pleural signのようになだらかに立ち上がる陰影ですね。

側面像でも肺の上方、やや後ろ側に同様の陰影があります。肺外病変を思わせる、べたっとした拡がり、中皮腫なんかを思わせる画像ですね。実際、中皮腫症例でした。

スライド127.JPG

胸水内部に濃度の異なる腫瘤を見ます。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/nBQ6zWDHdhc

トップページへ

posted by 長尾大志 at 13:00 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年01月07日

胸部X線読影道場ふたたび147

昨日の写真だけで、右胸水の存在はおわかりの方が多いかと思います。

それ以外に所見は?胸水の原因は?
側面像を見てみましょう。

スライド126.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 14:00 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年01月06日

胸部X線読影道場ふたたび146

今日から仕事始めの方も多いでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年一発目のX線写真、こちらも味わい深いですね。慣れれば瞬殺かも。

スライド125.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 09:13 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年01月05日

正月休み報告

ここ最近のお正月休みは、すっかりお正月の用意が難しくなった両親とホテルランチが恒例です。まずは、元日、琵琶湖ホテルにて…

IMG_20200101_142407.jpg

IMG_20200101_134323.jpg

そして、2日には、プリンスホテルにて。

IMG_20200102_113825.jpg

IMG_20200102_125134.jpg

天気も良く、素晴らしい眺望でした。

3日はもう一方の実家へ。子供たちが宿泊し、4日に迎えに。

そして今日は、多賀大社に、賀状展を見に。

IMG_20200105_130052.jpg

そして、近江牛を頂き…

IMG_20200105_140211.jpg

糸切り餅をゲット。美味しかったです〜。

IMG_20200105_154732.jpg

さて、明日から仕事始め!!

トップページへ

posted by 長尾大志 at 19:57 | Comment(0) | 日記

2020年01月04日

昨年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)感想(積み残し分)

昨年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)、アツい感想をたくさん頂いていたのに、ガッツリ2回分積み残しておりました…。新学期が始まる前に、ご紹介させて頂きます。

(この1週間の感想 以下引用)

「とても内容の濃い1週間でした。外来ではただ、診察を体験するだけではなく診断や治療選択まで体験させて頂き有意義な時間でした。画像診断は苦手でしたが、読み方のポイントなどを教えていただき少しは自信がつきました。内科の奥深さを感じ自分の知識、診察技術の足りなさを感じより一層勉強しなければと思いました。教育以外のお仕事でお忙しい中ありがとうございました。アドポリで選択させて頂いた場合はまたよろしくお願いいたします。」
「とても濃厚な1週間でした。当初の目標は、レントゲンの読影ができるようになるということで、カンファレンスや外来、長尾先生の本で知識をインプットしたあと、木曜日の読影でアウトプットできて、とても勉強になりました。この1週間は、ひたすら学ぶというのがメインで、知識の整理や定着というところまではたどり着けなかったので、復習したいと思いました。外来で、長尾先生が言葉を巧みに使って、患者さんの心をがっちり掴んでおられるのをみて、問診の大切さや難しさを実感しましたし、将来こんなふうにできたらと思いました。1週間ありがとうございました。」
「◎X線フィルム 実習外来の次に良かった。個人的にこの実習の最大の目標がレントゲンが読めるようになったことだったので。わかりやすいテキストが配布され、その知識をもとに班員同士で積極的に意見を出し合って理解を深めることができた。逆に間違ったことを言うことが恥ずかしいという雰囲気のある、全然発言の無い班だと効果は薄くなるのだろう。そういう意味ではオリエンで長尾先生の「間違いをどんどん言ってください」は良かったと思う。実際のカルテを見ながらの解説がわかりやすく、所見も納得いくものだった。こういう実習は言われてもよくわからない、「え…おれには見えないんですけど…でもまあ黙っとくか」というイメージがあった。◯診察練習 いきなり闘魂外来ではなくて事前にきちんと練習できるのが良かった。◯気管支鏡見学、呼吸機能検査見学 どこの科でもあるが、やはり実際のものを見ると記憶に残りやすいので良い。◯入院患者診察 タイトなスケジュールの中でもきっちり時間をとってくださった。問診や身体所見で取るべきところをコンパクトに教えてくださり良かった。◯感染症カードゲーム 思わぬ収穫だった。感染症、抗菌薬には苦手意識がかなりある(半分は食わず嫌い)なのだが、楽しく学べた。語呂合わせやキャラクターなど記憶にも残りやすかった。一生忘れないと思う。先生の補足解説も分かりやすかった。◯レポート 英語論文を読むことは他科でもやっていたが、UpToDateをきちんと使ったのは初めてだったので勉強になった。◯合同レクチャー 3人の先生に教えていただいたが、2、3日目の先生はフランクに質問もしやすく有意義だった。先陣の班員からは「呼内は長尾先生以外教育にやる気が無い」と聞いていたが、そうではないことが分かった。△昼休みが1時間未満な日があるのは他班員から少し不満が出ていた。でも最終金曜が13:30に終わるので完全に挽回。医者になってからもメリハリのある生活をしたいものだと思った。」
「とても勉強になりました。ただ1週間しかないせいかかなりタイトなスケジュールだったのでしんどかったです。」
「診察実習が充実していたのがよかった。」
「言葉は知っているけど曖昧な知識、というのが無限にあるのですが、それが少しずつ消化されて、自分のものに出来た気がしました。 丁寧に教えて下さって嬉しかったです。 あと、無事に終わって良かった…」

「正しい知識・役に立つ考え方・見方を持った先生に教わりながら、自分が本やらの教材で得た知識と照らし合わせつつ、実際の画像を見る時間はとても効果的だったと思った。研修医になってから、そのような時間があるのかどうかわからないが、研修中にもそのような時間があるといいと感じた。 自主的な学習をもとめるべきなやか、今回のようにしっかりと指導してくれる先生が付いてくれるべきなのか、教育に関する議論は難しいが、スタートの一歩として、今回のようなクリクラは効果的だと感じた。」
「呼吸器はあまり好きではなかったのですが、長尾先生の熱血指導のおかげで少しだけ好きになったのではないかと思うような気がします。この気持ちを大切にしたいと思っています。1週間という短い時間ではありましたが、本当にありがとうございました。」
「呼吸器は3年で初めて勉強した時から少しだけ苦手意識がありましたが、1週間でXpの読影などの講義をしていただき多少払拭できたと思います。呼吸器はどの科でも管理が必要になってくるので、今後も勉強していきたいと思います。1週間、短い期間ではありましたが、ありがとうございました。」
「毎日カンファレンス等でレントゲンやCTの画像を見ることで、飛躍的に読影能力が上がったのではないかと思います。また、外来では問診の奥深さ、自分の未熟さを思い知ることが出来ました。」
「胸部Xpに少し詳しくなれたのは非常に有用でした。志望はゆるぎませんでしたが将来の診断にこの一週間は役立つと思います。」

(引用ここまで)

やはりフィードバックは大事ですね。今回印象に残った点としては「呼吸器が苦手」笑…。まあ少しは挽回できたようでよかったです。

考えてみると、彼らが3回生の頃の授業くらいからアクティブ・ラーニングが軌道に乗ってきて、授業評価もぐっとよくなってきたハズなのですが、それでも授業の出席率が半分以下だったわけで、そりゃ届かないよね、という感じです。授業に出てもらえれば呼吸器の苦手意識は減るはず…ということは、やはり授業の動画化が必要なのかもしれませんですねえ。

あとは、やはり期間の問題。1週間はお互いしんどいばかりですね。これは2021年以降、2週間になる予定と聞いているので、それまではいかんともしがたい。2020年度はこのままでいきます〜。次のアドバンスは、2021年度以降を見据えた、「ホンモノの臨床実習」へ進化する予定。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 11:37 | Comment(0) | 先輩研修医・学生さんの感想

2020年01月03日

2020年の予定続き

今年の予定、3月以降はそれほど詰まっておりません。どしどしご用命ください。笑

3月1日 10時半〜16時半 兵庫県保険医協会5階会議室 神戸市中央区海岸通1-2-31
兵庫県保険医協会「臨床医学講座」
「『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019』にもとづく、咳嗽・喀痰患者の診療」

3月14日‐15日 亀井道場
「やさしイイ胸部X腺教室」
「やさしイイ胸部CT教室」
「やさしイイ胸部画像クイズ」
「呼吸器ケースカンファレンス」

3月28日 東京どまんなか3.0 御茶ノ水ソラシティ
10:00-10:20 オープニング
10:20-11:50 坂本壮先生
11:50-12:50 昼休み
12:50-14:40(休憩5分) 長尾大志
14:55-16:45(休憩5分) 徳田安春先生
17:00-18:30 志賀隆先生
18:30-19:00 クロージング

4月 某学会座長

5月16日 13時〜 神戸大学総合内科
「胸部画像の見方(仮)」

6月〜7月 非常勤講師・看護学講義・その他講義など

9月27日 15時〜17時 JAMEPスキルアップセミナー AP浜松町
「胸部画像の見方(仮)」

トップページへ

posted by 長尾大志 at 23:29 | Comment(0) | 活動報告

2020年01月02日

2020年の予定

2020年、決まっているお仕事の予定を挙げてみます。まずは2月まで。皆様のお近くにうかがえるといいのですが、ご都合がよろしければぜひお越しください!

1月12日 10時〜14時半 スタンダード会議室 日本橋室町店(東京都中央区日本橋本町1-6-1 丸柏ビル3F)
医療技術セミナースキルアップ
「『咳嗽・喀痰の診断ガイドライン2019』を読み解く」
https://www.skillup-mt.jp/seminar/seminar.php?no=684

1月25日 14時〜17時 和歌山商工会議所(和歌山市西汀丁36)
和歌山県肺エックス線検診従事者研修会
議題:@概況説明(30分)
   A肺X線検査のあり方(仮) 60分
    講師:西井先生(岡山県健康づくり財団附属病院)
   B「ドクターX線〜私、読影失敗しないので〜(仮)」 60分
    講師:長尾大志(滋賀医科大学 呼吸器内科)

2月5日 19時〜20時 志太医師会館講堂 藤枝市駿河台1-14-2
静岡県志太医師会
「『咳嗽・喀痰の診断ガイドライン2019』にもとづく咳嗽診療」

2月16日 9時〜14時 近江八幡市立総合医療センター
肺炎ただいま診断中!

2月18日 島根大学医学部

2月22日 14時〜17時 ウイングプラザ栗東3F 研修室D
滋賀県臨床検査技師会 2019年度 第2回学術部門研修会
「呼気中一酸化窒素濃度測定の意義」 チェスト株式会社 学術担当  西貝 学 先生
「人工呼吸ってどんなこと? 〜生理的呼吸との違いから〜」
滋賀県立小児保健医療センター 看護部 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 上田 博臣 先生 
「呼吸器疾患の病態から検査まで」 滋賀医科大学 呼吸器内科 長尾 大志 先生(15時半〜17時)

トップページへ

posted by 長尾大志 at 23:51 | Comment(0) | 活動報告

2020年01月01日

2020年、あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。

2020年はどんな年になるのか、するのか。

2019年は、実習の現場にべったり張り付き、ある程度の手ごたえを得た1年でした。ただ、今いる場所でできることにいろいろと限界が見えてきて、何らかの変化が必要ではないか、と感じているこの頃。さて、どのような展開が期待できるか。期待できないのか。

もちろん、執筆が滞っている書籍を完成させたいし、引き続きいろいろな出会いを大切にしたいです。いただくお仕事に全力投球することもそうですが、新しい仕事も切り開いていきたいものです。

本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

IMG_20200101_142407.jpg

トップページへ

posted by 長尾大志 at 22:31 | Comment(0) | 教育理念・メッセージ

2019年12月31日

2019年、ありがとうございました!

2019年、あっという間に終わろうとしていますね。この前「令和」になったと思ったら…。

10大ニュース、というふうに取り上げるのもアレですから、今年の活動をざっと振り返ります。今年は4月からクリクラにがっつり取り組み、ほかの活動にいささか制限がかかりましたが…。

まずは講演から。

1月13日 医療技術セミナースキルアップ
1月16日 守口市医師会
1月19日 第19回 NPO総合救急医学研究会 EM Alliance勉強会@京都
1月26日 加古川医療センター
2月7日 神奈川県川崎エリア講演会
2月19日 静岡県志太医師会
3月2日 山形県医師会
5月12日 適々斎塾・研修医ことはじめセミナー
5月17日 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会教育講演
6月1日、22日 メディカ出版 看護師セミナー
6月5日 GSK社内勉強会
6月14日 音羽病院呼吸器勉強会
6月15日 関西膠原病研究会
6月27日 実地医家が診る『咳』〜その咳、本当に喘息ですか〜
7月20日 古都はじめ奈良 2019@市立奈良病院
7月27日 セコメディック病院 第15回 救急・総合診療セミナー
8月29日 富山呼吸器セミナー
9月1日 セコメディック病院 第16回 救急・総合診療セミナー
10月8日 出雲胸部セミナー
10月26日 フルティフォーム発売5周年記念講演会
10月27日 京都府理学療法士会生涯学習部
11月2日 第3回 若手医師のための呼吸器スキルアップセミナー
11月8日 洛和会音羽病院呼吸器勉強会
11月11日 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会教育講演
11月20日 下京西部医師会プライマリ・ケア教育の会
11月24日 日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)スキルアップセミナー
12月5日 GSK社内勉強会
12月22日 滋賀県臨床工学技士会呼吸療法セミナー

ということで、合計29回の講演にお呼びいただきました。
1つ1つに多くの出会いがあり、大変思い出深いものでした。本当にありがとうございました。


また、執筆活動としましては…。

Dr.長尾の胸部X線クイズ 上級編 DVD
Respica 第17巻1号(連載)
Respica 第17巻2号(連載)
Lesson! 胸部画像の読みかた(分担)
やさしイイ呼吸器教室 第3版
第113回 医師国家試験問題解説(分担)
看護師・看護学生のためのなぜ?どうして?D免疫/血液/感染症/呼吸器(分担)
ここが知りたい! 内科外来ハンドブック(分担)
Respica 第17巻3号(連載)
看護師国家試験のためのメディックメディア模試2019 第1回 問題・解答解説(分担) 
守口市医師会会報 第112号(分担)
Respica 第17巻4号(連載)
Respica 第17巻5号(連載)
Respica 第17巻6号(連載)
ぜんぶわかる呼吸の事典 
看護がみえるvol.3 フィジカルアセスメント(分担) 

連載、分担で多くのお声がけを頂き、感謝しております。
まだお話は頂いているのですが、なかなか進まず、申し訳なく思っております。

ということで、すべての出会い、ご縁に感謝しつつ、行く年を振り返らせていただきました。本当に、ありがとうございました。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:17 | Comment(2) | 活動報告

2019年12月30日

胸部X線読影道場ふたたび145

胸部の化学放射線療法後の写真には、一定のクセがありますので、慣れれば問題ないでしょう。

おそらく起こってくる、放射線肺炎像が特徴的な所見です。昨日の画像では、元の結節あたりの濃い高吸収域。境界線は結構明瞭ですね。内部にはエアブロンコグラムのような索状の低吸収域が見られます。

そのエリアは線維化していることが多いのですが、線維化すると周囲を引っ張り込みます。このケースでは、気管が引っ張り込まれ、そのためもあってか食道が明瞭にみえ、右主気管支と右の肺門(肺動脈)の挙上が見られます。もう少し広範囲の線維化だと右横隔膜も挙上するのですが、今回は目立っていませんね。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/-MTkcvpyFPg


本年最後の胸部X線読影道場でした。明日は1年を簡単に振り返ります。
お読み頂いた皆様方、コメントを頂いた皆様方、本当にありがとうございました。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 11:33 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月29日

今年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)終了

仕事納めギリギリの7日まであった、今年のクリニカル・クラークシップ(臨床実習)、無事に終わりました…。

前回の感想も諸事情で載せられていなかったので、併せて引用して参ります。

(この1週間で学んだことのうち、最も印象的だったことについて書いてください。以下引用)

「まず全てにおいて、学生に積極的に「個人の名前を呼んで(重要)」、質問と会話をしていたこと。最悪は一方的に話す(座禅修行 or 居眠り)、標準は班員全体に投げる(特定の人しか話さない or 誰も話さない)。よって教員から積極的に聞く姿勢は必須だと思っている。そのうえで、◎闘魂外来。これぞ「クリクラ」。学生だけで実際の患者を相手に、問診から身体診察、検査、診断、処方、カルテ記入まで行えた。長尾先生が誘導するのは前提ではあったが、できる限り学生に任せてくださるのが良かった。複数人で行うメリットは、他の班員の接し方を見て反面教師含めて得るものがあること。週2回はちょうどいい頻度。
他科はほぼ全てただ見てるだけ、できても少し体を触らせてもらうだけの「ポリクリ」だった。
改善点としては、どこかの時間を削ってでも振り返りの時間があればいいと思った。長尾先生から、あるいは他の班員から見て患者への対応の是非を指摘し合う。ここまで濃密な実習をやりっぱなしではもったいない。」
「基本的にポリクリ中は、その科の国試対策の講座を見て勉強しているが、呼吸器内科はいわゆる病見えのような本ではない専門書?を読みながら取り組んだはじめての科だった。1週間で習得できた量はそこまで多くなかったかもしれないが、あるいはもっと多くの症例を経験しながら学んでいかないといけないものなのかもしれないが、臨床の医師になってからの勉強に近いものを感じることができたと思う。本来はこういう勉強がクリクラで求められていると思った。 放置プレイのクリクラも多いなかで、ベテランの医師の疾患〜治療・患者への対応を直に見ることができたのも印象的だった。」
「闘魂外来で患者の目の前で主体的に問診を取ったこと」
「正常のレントゲンを判断するのは難しいということ。」
「胸部画像の読影」
「自分の肺活量が6Lを超えていて、肺年齢が18歳未満と評価されたこと」
「外来での聴取のやり方」
「胸部X線写真をアナログ写真でみたこと」
「外来で本格的な体験をしたこと。」
「印象的、というと、初めて外来のマイクで患者さんを呼び入れたことです。私が「診察」するんだ、と、身が引き締まりました。」
「外来で患者さんの病歴を聞いたり、検査結果を説明したりする機会が今までになかったので、とてもいい経験になりました。特に、患者さんの気持ちを汲み取りつつ、わかりやすい言葉で説明するのが難しかったのですが勉強になりました。」

(引用ここまで)

この感想あっての、『最高に美味しいものを食べちゃった人の人生が、果たして幸せといえるのかどうか問題。』ですので、突然ナンのこっちゃと思われたかもしれませんですね…。

4月からリニューアルして、1週間ほぼ付きっ切りで、自分の体力、(忍耐力?笑)の限界に挑戦しておりますが、やはりとことんやることで見えてくるものもありますね。ただいつまでもこのままのやり方ではできないので、これをどのように一般化していくか、というのが次の課題です。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 21:49 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月28日

胸部X線読影道場ふたたび144

化学放射線療法で、原発巣はすっかり縮小しています。そして2年後…

スライド124.JPG

起こった変化を考えましょう。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 15:25 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年12月27日

胸部X線読影道場ふたたび143

昨日の写真では、右上肺野の限局性濃度上昇域を認めます。結節といってもいいかもしれません。

実際、こちらは肺腺癌でした。V期で、化学放射線療法を施行した結果、2ヵ月後にはこんな感じになりました。

スライド123.JPG

この変化についてはいかがでしょうか。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 15:42 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年12月26日

胸部X線読影道場ふたたび142

それでは、今日の画像です。今回は過去画像がありませんので、しっかりご覧ください。

スライド122.JPG

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:50 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年12月25日

胸部X線読影道場ふたたび141

コメントでも頂いていますが、これは右胸水ですね。右肋横角が鈍化していて、毛髪線がハッキリ見えています。1年前の画像と比較するとよくわかると思います。

本症例は、他臓器にも病変があり、そこからIgG4関連疾患と診断されました。

ステロイド治療中、一旦胸水は減っていたのですが…半年後…↓

スライド121.JPG

また胸水が増えてきたのです。なんとこの半年後は、結核性胸膜炎でした…。


解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/77TZiA1uSqw

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:43 | Comment(0) | 胸部X線道場