2019年06月18日

胸部X線読影道場ふたたび33

かなり派手な陰影でしたが、キッチリと読影頂けましたでしょうか。

広範囲な左中下肺野の高吸収域は、心陰影シルエットサイン陽性であり、左上葉の陰影です。下行大動脈や横隔膜は見えており、下葉にはあまり陰影がないこともわかります。

右中肺野の陰影は、毛髪線の上に乗っていますので、右上葉の陰影ということになります。
本症例は広範な肺炎でした。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/de8rrOUZDJs

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posted by 長尾大志 at 12:44 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月17日

胸部X線読影道場ふたたび32

今日の画像はこちら。

スライド131.JPG

今回で一応、連続するテーマでの出題は一段落となります。裏テーマは…もうおわかりでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 14:08 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月16日

第14回関西若手膠原病研究会にて、HRCT のお話

昨日は、表記の会にてHRCTのお話をさせて頂きました。

関西医科大学総合医療センター呼吸器膠原病内科の西澤徹先生にお声がけ頂き、「膠原病に興味のある初期〜後期研修医向けに話をしてほしい」というリクエストを頂きました。

膠原病に興味がある初期〜後期研修医の先生方に、どんな話をすると喜んで頂けるか…しばし熟考しましたが、膠原病専門の先生方も多数来られると聞き及び、これは下手に膠原病のお話をしてもダメだなと思いまして、膠原病につきものの間質性肺炎や細気管支炎、結核やNTM等の感染症を診療するのに必須の、HRCTのお話をしよう、と思うに至ったわけです。

私の書籍を読み込んでおられる方はそれほどおられないだろう…と見込んで、HRCTの導入部分、二次小葉と疾患のお話を久々にやってみようかなと思いました。

ということで、講演のタイトルは「レジデントのためのやさしイイHRCT教室」となり、大人しめの方が多いように伺ったのと持ち時間が45分であったことから、双方向性は取り入れず一方通行性でやらせて頂きました。皆さんに喜んで頂けたのなら幸いです。

後半は西澤先生の呈示された症例をグループワークで考えていく、というセッションでした、よく考えられた、学びの多い、メッセージもしっかり込められた症例で大いに参考になりました。

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いろいろとご縁があり、そちらもうれしかったです。西澤先生、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 23:22 | Comment(0) | 活動報告

2019年06月15日

洛和会音羽病院にて、たのしイイ呼吸器レクチャー

昨日は洛和会音羽病院にて、呼吸器内科の土谷先生、長坂先生にお招き頂き、若手研修医の皆さん向けに表記の講演会をさせて頂きました。

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特にテーマの指定がなかったので、若手研修医の先生方に喜んでもらえるテーマかあ…、といろいろと考えました。ご存じの通り、洛和会音羽病院は人気の研修病院ですし、やる気のある先生方が集まっておられます。
とはいえこの時期、呼吸器に苦手意識がある人が多いかなあ、と思ったので、「呼吸困難/低酸素」をテーマに、前半は呼吸生理のおさらい、後半にそれを踏まえての症例を考える、という構成でお送りしました。

蓋を開けてみると、若手の先生方のみならず、酒見先生!はじめスタッフの先生方から看護師さんまで、多くの皆様にお越し頂きました。

そうなるとレベル設定が難しいのですが、急遽とっておきの?症例を追加して、前半を「壮大な前振り」にして最後の2症例につなげる、という形にしました。結果、多くの先生方、参加された皆さんに満足して頂けたのではないかと思っています。

3年目の呼吸器専攻の先生が、「スゴくよかった」と言ってくださったくらいですので、初期の皆さんにはいささか難しかったかも…。

それと、画像の読影に関しては、初期研修医の皆さん、この時期まだまだ苦手意識を持っておられる方が多そう…にもお見受けしましたので、次回早い段階で、画像のお話をさせて頂くことになりました。乞うご期待でございます。

その後は情緒あふれる床を堪能…

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ところが生憎の雨で、すぐに室内への異動となりました。床情緒だけ感じ取りました。
この写真は、出してもよかったのか…?NGの方はコメントくださいませ。

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お招き頂きました土谷先生、長坂先生、酒見先生はじめご参加頂いた皆様、そして同級生のN先生、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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posted by 長尾大志 at 22:55 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月14日

胸部X線読影道場ふたたび31

よーく比較して頂くと、おわかりになりましたでしょうか。

心陰影の裏に、一部下行大動脈と接して(シルエットサイン陽性)楔形というか、ちょっと変わった形の陰影が見られます。4ヵ月後にはずいぶん膨れています。

腫瘤にしては変な形だな…ということでCT見てみると、先天性肺気道奇形(CPAM)で、気道に分泌物が溜まったものが陰影として見られていたようです。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/WLnk_0NCCzg

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posted by 長尾大志 at 15:11 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月13日

胸部X線読影道場ふたたび30

昨日の問題、さすがのコメントありましたが、もう少し考えたい方のために。

5年前の写真です。このときは所見無し。

スライド124.JPG

そして、昨日の画像の4ヵ月後がこちらです。

スライド126.JPG

いかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 17:36 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月12日

胸部X線読影道場ふたたび29

今日の画像はこちらです〜。いささか難しいかもしれません。

スライド123.JPG

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posted by 長尾大志 at 14:12 | Comment(3) | 胸部X線道場

2019年06月11日

胸部X線読影道場ふたたび28

昨日の画像は、割とわかりやすかったかもしれませんが、そういうところほど油断せずに参りましょう。

右中肺野、外側よりに高吸収域を認めますね。
ポイントは高吸収域下部の線。そう、毛髪線です。

高吸収域は毛髪線の上にありますから、右上葉の陰影と考えられますね。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/kkpf_i-AHUo

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posted by 長尾大志 at 17:21 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月10日

胸部X線読影道場ふたたび27

今日は、こんな画像です。軽〜くお答え下さい。

スライド99.JPG

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posted by 長尾大志 at 16:48 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月09日

予定のない土日

6月、7月は、家族の多くのものが誕生日を迎え、例年イベントが重なって忙しく過ごすわけですが…。

今年は(も)、平日は私長男長女の帰りが遅い、土日は例によって私が不在がち、というところがあり、この土日にイベントごとを押し込みました。

お寿司に〜

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ケーキに〜〜

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イタリアンに〜〜〜

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もう満腹です〜〜〜〜。

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posted by 長尾大志 at 21:34 | Comment(0) | 日記

2019年06月08日

臨床実習2019序盤戦を振り返って

4月から循環器内科と完全分離して新たな時間割となった臨床実習ですが、「琵琶湖闘魂外来」を軸に、なかなか学びの多い場になっているようです。

例年この時期って、どうしても実習には入れない、というか、学ぶ姿勢が出来ない学生さんも散見されるのですが、これまでのところ、温度差の多少はあれど、皆さん熱心に取り組んでくれているように思います。

学生さんからの感想を紹介させて頂きます。感想を書くのも、学びの振り返りになると感じています。こちらも苦労が報われるというものです。これからもますます書いて頂きたい。笑


「エックス線の読影や敗血症の定義など、基本的ながらも重要な部分に数多く触れることができ、大変勉強になりました。患者さんの診察も初めて一人で行ったので、非常に良い実習となりました。」

「実習や講義や本を読むことで今まで分からなかったところがすこしずつ分かって楽しかったです。ありがとうございました。」

「臨床推論の勉強会では問診はバンバカでてくるのに、患者さんを目の前にした実際の診察では、緊張してなかなか問診内容がでてこなくて焦りました。入院患者を持たせて頂けるのも勉強になりますが、ただの見学に終わってしまうことが多いので、闘魂外来など臨床推論の機会を増やして頂けるとより有意義かと思います。そのためには呼吸器内科のクリクラを2週間にする必要がありますが笑」

→鋭い感想です笑 結局「自分でどこまで<(患者さんに)安全に>診療をやらせることが出来るか」、が実習のキモなのでしょう。この方は勉強会に熱心に参加されている方ですが、現場との違いを肌で感じられて、学びも多かった模様です。

「さらっとだけ覚えていたことが多く、あまり理解していなかった内容を詳しく教えていただき非常に充実していました。ありがとうございました。」

「たまたま新患の患者さんが少なくて、問診・診察があんまり出来ず残念だった。今週で呼吸器に興味がでてきました。」

→もっとやりたいと思ってもらえるのはうれしいことですね。呼吸器に興味を持ってもらうには、やはり現場でやりがいを体感してもらい前向きに取り組んでもらうしかないのかなと思うに至っております。

「もっとX線の読影の練習をしたかったです。外来では、色んなことをたくさん学べて、とてもためになりました。」

→こちらも同じく、もっとやりたいと思ってもらえるのはうれしいことです。

「他の科に比べて、やることも多く大変でしたが学ぶことも多く、質問などもしやすい環境を作ってくださっていたので、1番面白いと思えるクリクラでした。外来をしっかりやらさせて頂いたのもとても良かったです。」

「呼吸器が苦手で、ほんとに知識が少ないところからある程度理解できるところまで鍛えていただきました。外来の経験をとても濃密にさせていただいて、座学よりも効率よく学習することができました。やることが多くて忙しかった印象ですが、終わった後の達成感は大きいです。ありがとうございました。」

「1週間他の科に比べてスケジュールが詰まっていて忙しく感じましたが、その分学んだことも多く感じました。」

→大変なことはよくわかっております。へへへ。努力した分充実する、ということをわかって頂くのも裏テーマとして設けております。

「1週間と短い期間でしたが、多くを学んだローテーションになりました。特に今回は見学だけでなく実際に患者さんと関わる中で、傾聴の大切さや患者さんのニーズを適宜把握しながらコミュニケーションを図る重要性を学びました。さらに、医療面接の段階で頭の中で鑑別疾患を挙げながら、何が聴取すべき情報でそのためにどのような質問をすべきなのか考え、患者さんの心理理解も含め、“臨床マインド”の一端に触れた充実した実習になりました。苦手な画像診断の基礎も教えていただき、せめてもうあと1週間続けることができたら、多少かもしれませんが知識・読影技術の定着に役立ったのではないかと思います。充実した実習に参加させていただき、ありがとうございました。」

→ほぼ、こちらの伝えたかったことが伝わっているような感想をありがとうございます。この方も熱心に取り組んでおられましたね。

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2019年06月07日

胸部X線読影道場ふたたび26

一昨日の画像は、気管内挿管されていて、右上にSUPINEの文字が見えますね。こちら、臥位で撮影されたポータブル写真、AP像です。

左の肺野、特に中下肺野の濃度が高いように見えます。下行大動脈は見えていますが、横隔膜はシルエットサイン陽性です。左S8に病変があるようです。

昨日の画像では、8日前⇒7日前で左横隔膜が挙上し、下肺の濃度も上昇しているように見えます。心臓に隠れていますが肺門が少し大きく見えます。

ということで、左肺門の扁平上皮癌+左下葉S8の無気肺and/or閉塞性肺炎、というところでしょうか。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/EXGx6785yb0

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posted by 長尾大志 at 16:49 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月06日

胸部X線読影道場ふたたび25

昨日の画像、ちょっと見にくいし、よくわからないかもしれません。
もう少し見やすい、8日前の画像がこちら。

スライド94.JPG

そして、こちらが7日前です。

スライド95.JPG

いかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 14:06 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月05日

胸部X線読影道場ふたたび24

今日の画像はこちらです。こちらもちょっと見にくいですね。なぜでしょうか。

スライド93.JPG

そういうことを踏まえて、読影なさってみて下さい。わかりにくければ拡大して頂くのもアリです。

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posted by 長尾大志 at 15:14 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月04日

胸部X線読影道場ふたたび23

昨日の画像、一見問題なさそうにも見えますが…。

一見心陰影は正常に見えるのですが、よーく見ると、なんか変ですね。

9年前の写真と比較してみましょう。

スライド89.JPG

全然違いますね。心陰影の右に新たな陰影が隣接し、あたかも1つの心臓のようなフリをしていたのです。
よく見ると右2弓はしっかり見えているので、シルエットサイン陰性。隣接しているといっても、実際には接していないことがわかります。おそらく右下葉の陰影でしょう。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/-gWwL0Ks4Sk

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posted by 長尾大志 at 17:19 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年06月03日

胸部X線読影道場ふたたび22

6月にもなりまして、すっかり令和フィーバーも落ち着いた感がございますので、タイトルの「ようこそ令和」も外しました。どんどん進めて参りましょう。本日の1枚はこちらです。

スライド88.JPG

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posted by 長尾大志 at 14:53 | Comment(1) | 胸部X線道場

2019年06月02日

告知・これからのいくつか

今週以降の予定を告知しておきます〜。

今週は、某企業様で、ちょっとしたお話。あまり書いてはいけないような気がするのでナイショで。

6月14日(金) 17:45〜18:45 楽しイイ呼吸器レクチャー@洛和会音羽病院

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「京都RIMカンファレンス」という名前ではなくなりましたが…学びの多い1時間になるはず。時間厳守です。ポスターをよ〜く見ると、気になることが書いてありますね〜。


6月15日(土) 15:00〜17:00 第14回 関西若手膠原病研究会@ハートンホテル毎日新聞地下1階 サフラン

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若手の先生方向けに、HRCTの基礎、見かたをご紹介したいと思います。膠原病の話は…。


6月27日(木) 19:00〜 実地医家が診る「咳」〜その咳、本当に喘息ですか〜@琵琶湖ホテル

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最近では慢性咳嗽〜咳喘息に対して、実地医家の先生方におかれましてはICS/LABA合剤を早期に投与頂くことが増えているように思います。これはこれで「慢性咳嗽に多く含まれている咳喘息の早期治療」という意味では喜ばしいことではありますが、当然含まれる「喘息以外の疾患」を見逃す結果となっている残念なケースも散見されます。ということで、「慢性咳嗽⇒ICS/LABA合剤」から一歩進んだ診療を目指しましょう!


7月上旬 某大学で講義させて頂きます!


7月20日(土) 古都はじめ奈良 2019@市立奈良病院

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救急で必要なX線写真のみかたをお話しします。私も私ですが、ついに!?あの森川兄弟がそろい踏み!アツい!


7月27日(土) 16時〜 東京・御茶ノ水にてセミナー

会場など詳細は未定ですが、初期研修医2年目や、救急・1人当直対応を行う卒後3〜5年目あたりのドクターを対象に、日常診療で出合う疾患(肺炎・COPD・喘息・間質性肺炎など)や、病態等についての講義になる予定です。


8月28日(水) 19時?〜 X線写真のみかたについて@富山県

講演では初めて、富山県に伺います!富山県の皆様、ご都合よろしければよろしくお願い申し上げます〜〜。

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posted by 長尾大志 at 22:38 | Comment(0) | 活動報告

2019年06月01日

メディカ出版セミナー「急性期・術後の呼吸器ケア」

今日は大阪城を見下ろす会場にて、上記のセミナーをやらせて頂きました。

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毎年やらせて頂いているセミナーですが、会場の皆さんとのやりとりもだんだん慣れてきて、今日は自分としては結構お伝えしたいことが伝わっている手応えがありました。
…とはいえ、受講された皆さまのアンケートを拝見しないと、本当のところはわかりません。また拝見したいと思います。

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posted by 長尾大志 at 21:30 | Comment(0) | 活動報告

2019年05月31日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび21

見えにくい陰影でしたが、皆さんさすがです。

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右下肺野に、右2弓に重なりつつ、右2弓とはシルエットサイン陰性の、おそらく心臓より後の結節影が見られますね。

解説動画はこちら→
https://youtu.be/NTa1Vs5TLpg

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posted by 長尾大志 at 14:59 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年05月30日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび20

やはり、昨日の写真は難しかったですね。
コメントを頂いた方は、左肺門に注目されていたようです。

改めて、注目頂きたいところを拡大しますね。

スライド78-1.jpg

これでいかがでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 16:17 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年05月29日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび19

お待たせいたしました。今日の画像です。

スライド78.JPG

これ、結構難しいです〜〜。

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posted by 長尾大志 at 16:27 | Comment(3) | 胸部X線道場

2019年05月28日

胸部X線写真の解説動画、始めました〜

5月23日(木)の写真の解説動画を作ってみました〜。よろしければご覧ください。
https://youtu.be/bOw-7bMdPgc

他にも解説動画をどどっと作成しました〜。
5月5日(日)分→
https://youtu.be/xqUHA1F5vys

5月6日(月)分→
https://youtu.be/bLO9bx3USJ8

5月9日(木)分→
https://youtu.be/3IMSypc4JrM

5月13日(月)分→
https://youtu.be/cieo5TxAREA

5月16日(木)分→
https://youtu.be/AmGnT96RyZs

5月21日(火)分→
https://youtu.be/cg_QEFKDXkk

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posted by 長尾大志 at 17:15 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年05月27日

最終告知、メディカ出版セミナー「急性期・術後の呼吸器ケア」

またまた告知を忘れていました、「急性期・術後の呼吸器ケア」セミナー。

https://www.medica.co.jp/seminar/detail/131

呼吸の基礎から低酸素〜酸素投与、人工呼吸器の設定、アラーム対応〜症例への応用まで、丸1日でとことん理解して頂きます。

大阪 2019年06月01日(土) クリスタルタワー 20階A会議室
東京 2019年06月22日(土) 建築会館 1階ホール

ってことで、気づけば今週末が大阪会場なのです。来週と勘違いしてました…。
まだ若干お席はあるようですので、ご都合のつく方は是非どうぞ。

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posted by 長尾大志 at 22:44 | Comment(2) | 胸部X線道場

『医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったノンテクニカルスキル』を拝読しました。

私がこの本の著者である笹本先生と初めてお目にかかったのは、「大阪どまんなか」に講師として参加させて頂いたときだったと思います。その時から、企画力や実行力、段取りなどなど、当時は学生さんであった笹本先生の学生離れした行動に驚嘆していました。

この本を読むと、なるほどこのような考え方が芯にあったからこその、あのような実行力であったのだなあ、と得心がいくとともに、こんなノウハウを惜しみもなく披露される笹本先生の度量の広さに感服する次第です。

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本書の構成は、まず自己研鑽編として、設定した目標を最速で達成するための心の持ち方、具体的なやり方が書かれています。

正直、自分を振り返ってみると、全くこういうことが頭になくて、(まあ、そもそも目標自体なかったわけですが…)ずいぶん遠回りしたなあ、と思わされます。本当に、これを読める今の若い人は幸せだなあと思います。

次にコミュニケーション・プレゼン編として、医局や病棟での、そして「周り」に対するコミュニケーション法が紹介されています。

こちらも学生さんや研修医の先生方にとって、すぐに使えるスキルであり、これを知っているのと知らないのとでは実習・研修生活の「過ごしやすさ」「しのぎやすさ」がずいぶん変わってくることでしょう。プレゼンのテクニックも、やはり実践的で、自分のプレゼンを振り返っても反省することしきりであります。皆さんがこんな感じでプレゼンされたら、カンファレンスも学会もずいぶんスムースに進むことでしょう。

そして笹本先生の真骨頂、共同事業編として、イベント等の運営のノウハウが、こちらも惜しげもなく開陳されています。

自分でも勉強会や講演会を主催してみたことがありますが、正直あまり人が集まらず、がっかりするばかりでした。自分でも今から使えるノウハウとして、大いに参考にさせて頂きたいことがらが満載でした。

笹本先生の「売り」の一つに、写真の腕前があります。本の中に「カメラとPCといえば笹本」という言葉?がありましたが、彼の撮ってくれる写真は本当にセンスがいい。そんなに山ほど取っておられるわけでもなさそうなのに、イイ場面、表情を切り取って下さるんですよね〜。例えばこんな風に。

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posted by 長尾大志 at 17:44 | Comment(0) | 日記

2019年05月26日

日本プライマリ・ケア連合学会学術集会に参加して思ったこと

先週、第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会に参加させて頂きました。個人的には今回久々に参加させて頂いた次第ですが、総合診療専門医を目指す若い方が少ないとか、新しい専門医のシステムの発表があったりとか、色々と議論があるようです。

あくまで門外漢として参加した感想としては、やはり他の(そこらの)専門医養成?学会に比較すると、特に若い人中心に、非常にいわゆる「意識の高い」方々が多く参加されていた印象です。

もちろん発表の内容もレベルが高いですし、プレゼンそのものも洗練されている。質疑応答や終了後の会話なども、非常に前向き、建設的な印象を受けました。

逆にですが、こういう現場を見る、あるいはこの参加者の方々を見ていると、「自分にこんなことできるのかな」「この領域でやっていけるのかな」と若い人が自信を失ってしまうようなこともあるのかも、という印象を受けました。

自分が初期研修医だった頃のことを思い出してみると、とてもこんなことはできません、やっぱりやめとこう、となるかもしれません。そういう意味で、中の先生方のレベルが高いがゆえに、若い人の参入するハードルが上がってしまっている可能性もあるのかなと思いました。

専門医の制度に関しては、私が何か申し上げる立場でもありませんし資格もありませんが、『総合診療』の『専門』医という時点で、矛盾とまでは申しませんが、何か違和感を覚えてしまいます。

医師として、あるいは医療人として、あるべき理想の姿に近づいていく努力を続ける、そういう方々がこの学会には多いように思います。しかしながらそれは、決して『総合診療』だけのものではなく、本来はそこらの?色々な臓器別専門医、といいますか医療人全てが目指すべきところであるはずです。

ですから、おそらくプライマリ・ケア連合学会の精神、目指すところは、将来すべての医療人がこういうことを基礎に、例えば臓器別専門医にもなる、いわゆる岩田先生のおっしゃるところの「ジェネシャリスト」あるいは耳原総合病院のおっしゃるところである「GP+1」となっていく。そしてあえてプライマリ・ケア連合学会と銘打たなくても、そういう先生方、医療人の集う場ができるところではないかなと思うのです。

逆に考えると、「総合診療の専門医」が特段の価値を持たなくなるような世の中になる、というのがプライマリ・ケア連合学会の究極の目標なのかなあと思いました。

昨今様々な議論がある「専門医制度」ですが、専門医制度機構のための専門医ではなく、本当に患者さんのための専門医とは何なのか。これは当然臓器別専門医であってもその通りなのですが、今回の参加をきっかけにそういうことにまで考えが及んだ週末でありました。

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posted by 長尾大志 at 14:48 | Comment(0) | 日記

2019年05月25日

京都大学からの〜京都医療センター

昨日はそういうわけで、京都大学で臨床実習のお手伝いをして参りました。一応「京都大学非常勤講師」を名乗ってもいいのでしょうか…。

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テーマは何でもいいので、1コマ話をするように、とのことでしたが、前後の文脈(他の先生方がどんな感じでやっているか)や学生さんの状況(どの程度の基礎知識があって、どの程度のことを求めておられるか)、自分の果たすべき役割などが全くわからない状態でしたので、どうしたものかしばし考えました。

京都大学といえば著名な先生方がたくさんおられるわけで、学生さんだってハイレベルな受験戦争を勝ち抜かれているわけで、どんな感じなのか?受け容れて頂けるのか?(ちょっとだけ)構えて乗り込んだわけです。

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まあしかし、いくら考えてもわからないものはわからないので、いつもの滋賀医大の感じでスタートし、レベルを見ながら調整しようかいな、という感じで臨みました。

まあ鉄板ネタ?の上気道炎から肺炎の診断のところを症例を見ながら、いろいろやりとりしながら、説明を加えて、AMRの話やグラム染色の話をしていったのですが、予想に反して多くの事柄は初耳だったようで、意外に多くのことをしゃべくりまくる感じになりました。

こちら的にはあっという間の1時間半、あちらにとってはどうだったのでしょうか。感想や授業評価などフィードバックがあれば、来年に向けての調整が出来るのですが…どうなるでしょう。


その後、京阪電車で移動。

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京都医療センターへ。

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京都医療センターの会、という、正式名称なのかどうかよくわからない会がありました。要は症例を持ち寄っていろいろ議論をし、知見を出し合う会です。

昨日は3症例をみせて頂きました。いずれも激レアということはありませんが、表現型が興味深く、大変勉強になりました。

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posted by 長尾大志 at 23:40 | Comment(0) | 活動報告

2019年05月24日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび18

今日は昼から、他大学での講義がありますので、早めに更新しておきます。新たな場所でのお仕事は楽しみです〜。


さて昨日の画像です。

コメントをくださった方のおっしゃるとおり、右下肺野、横隔膜に重なる形で、しかしながら横隔膜を消すわけではなく(シルエットサイン陰性)丸い陰影、おそらく径が7〜8cmでしょうか、大きな腫瘤影が見られます。

シルエット陰性なので横隔膜と接していないことはわかりますが、前か、後かは確証がありません。

ただ、横隔膜のラインを形作るドームの頂点(稜線)は、比較的前方にあって、その前のスペース(中葉・舌区)は狭く、これほどの大きな腫瘤が存在する余地がないことが多いので、後かなあとは思います。

スライド75.JPG

側面像ではやはり後に見られて、下葉の病変と考えられます。

解説動画はこちら→
https://youtu.be/bOw-7bMdPgc

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posted by 長尾大志 at 09:36 | Comment(0) | 胸部X線道場

2019年05月23日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび17

着々と進んでいっております。今日の画像はこちらです。

スライド74.JPG

そろそろ、裏テーマ?みたいなものが見えてきた方もおられるかも知れませんね…。

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posted by 長尾大志 at 13:12 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年05月22日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび16

昨日の写真は、いかがでしたか?パッと見、「正常やん」と思われた方もおられるかも知れません。

しかし正常をよくよく思い浮かべながら見てみると…
右2弓の横が張り出しているのに気づかれるでしょう。丸みを帯びているように見えます。

で、よく見ると右2弓は見えません。シルエットサイン陽性ですので、右中葉の結節〜腫瘤影、となるでしょう。

スライド71.JPG

側面像でも、前の方に陰影が見られます。

解説動画はこちら→
https://youtu.be/cg_QEFKDXkk

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posted by 長尾大志 at 16:17 | Comment(2) | 胸部X線道場

2019年05月21日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび15

先ほどupしました記事ですが、週末の説明会の告知をすっかり忘れていた…といいますか、告知されているものだと思っておりましたら、どうやら告知不足であることに気付き、取り急ぎ告知させて頂いた、というところです。

さて本日はこちらでございます。

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posted by 長尾大志 at 16:45 | Comment(2) | 胸部X線道場