2013年02月10日

FD研修会「授業への取り組み方」

次の木曜日に、FD研修会という会で「授業への取り組み方」に関するお話をさせていただきます。


以前にも書きましたが、滋賀医大のベストティーチャー(相当)として、どんな授業をしているかのサンプル提示のようなことを依頼されたのですが…。


それで最初は授業のスライドをたくさん提示しようとしていたのですが、はたと気づいたことがありましてスライドを作り直しました。


もし私が本当に滋賀医大でベストな感じであるならば、その秘訣はタイトル通り、「授業への取り組み方」にあるのではないかと思います。従って、私のスライドを提示してそれをコピーして頂いてもいいのですが、たぶんそれでは応用が利かないと思うのです。


結局今回の研修会も授業と同じで、「spiritを伝える、考え方を伝える」方が良いのではないか。もちろん授業スライドも提示しますけれども、それはどちらかというと些末なことで、根幹は「どういうつもりで授業を組み立てているのか」を知って頂く方がよいのではないかと思うに至りました。


これは大変難しい課題で、しかもそれを経験豊富な先生方にお伝えせねばならないわけですから、伝え方にも工夫が必要です。いつもは偉い先生がお話しされるような研修会の枠で私のようなぺーぺーが出てくるわけですから、最初から聞く耳を持たれない方々も多いことでしょう。


まさにこのアウェー感は、授業と同じであります。ですからこの研修会でのお話の仕方そのものが、私の「授業への取り組み方」を物語っている、そんなお話をさせていただこうと思います。先生方の反応が楽しみです。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 22:23 | Comment(0) | 活動報告

本日(昨日)の活動報告

今日は朝からOSCEの評価者、そしてその後直接びわ湖ホテルに移動して、呼吸循環器内科の同門会が遅くまでありましたため、今頃更新となりました。


OSCEの評価者は確か2回目で、36人の学生さんの診察を評価しましたが、36人見ての感想は、「最初の挨拶を見れば、大体診察のデキもわかる」。


最初の挨拶での印象点と、OSCEのトータル得点は有意に相関するんじゃないか、と思って見ていましたが、やはりそこは緊張からか、挨拶の印象がよかった方も取りこぼし(手技の抜け)があったりします。


OSCEを「最初の挨拶」で代用できないか、とずぼらなことを考えていましたが、それは無理なようですね。



その後の同門会、今年は堀江教授の就任10周年ということで、循環器内科の先生方が多数勢揃いされた中、「外来における『咳がでる患者さん』の対処」をお話しさせていただきました。


やはり呼吸器のいない関連施設が多く、対処に困っておられる方も多いのではないか、と考えてお話をしたのですが、後で循環器の先生に「よかった」と言って頂きました。


その後懇親会では、呼吸器側からの挨拶をしたのですが、その内容を考えるのにかなり難儀しました…。ともかく言いたかったことは、「これからも教育に邁進します」ということでした。


今年は10周年記念ということもあり、秘書さんたち皆さんお着物で参加され、非常に華やかでした。また写真をupできればと思います。今日は時間もないので止めておきます。


またこれを機に同門会の名称を決めましょう、ということで、いくつかの候補から投票が行われました。私も頼まれて候補を出していたのですが、なんとそれに決まってビックリ、恐縮することしきりでありました。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 00:34 | Comment(0) | 活動報告