2019年01月07日

肺癌の新たな薬剤・併用療法たちについて・愚痴?

…肺癌化学療法に関して、つい先日まとめたと思ったら…。

またまた新規抗癌剤が発売されたり、既存抗癌剤の適応追加がなされたり、新たな投与法が定まったりしてきております…エライコッチャ…。


@ ロルラチニブ(ローブレナレジスタードマーク)発売

本邦で4剤目のALK-TKIです。

クリゾチニブ(ザーコリレジスタードマーク)と同じ某P社によるもので、クリゾチニブの構造をいじくって?耐性変異を克服し、かつ血液脳関門を通過して中枢神経系への移行を良好にした、というのが売り文句です。

保険適応常の効能・効果は「ALKチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性又は不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」となっていて、要するにALK-TKI既治療でうまくいかなかった症例に使う、という縛りがあります。

以前からそうでしたが、この領域はグンと予後が伸びたTKI以降、TKI耐性との戦いになってきていて、大変な叡智と労力が集約されて創薬されています。その分、薬価も…。

呼吸器専門でないドクターのための呼吸器実践

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今年(去年)も授業評価

昨年やった授業の「授業評価」を頂きました。このたびもうれしい感想をたくさん頂きました。わざわざ時間を割いて書いて下さった学生諸君に感謝します。

例によってそれに関する意見などを求められ、作成しましたので一部引用したいと思います。

(引用ここから)
Q:授業であなたが特に力を入れた点、工夫した点は何ですか。

A:特に力を入れた点は、例年同様ではありますが、呼吸器疾患に興味を持ってもらうために、基礎的な部分・つまずきやすい部分を、しっかりとまず理解させることでした。
そのために授業で取り上げる内容にはメリハリをつけ、時間をかけて説明するところとさっと流すところをしっかりと仕分けしました。
具体的な手順は、今年もベースは昨年の授業と同様でした。最初にアイスブレイクを行い、双方向でやるという心の準備をさせてから、ひとまとまりの授業を行い、関連する問題を提示して回答させるアクティブラーニング形式で進めました。8コマのうち後半の5コマではグループワークを取り入れ、自分たちの間で話し合いながら、異なる意見・よくできる人の意見を聞くことによる教育効果を期待しました。
昨年は前半クリッカーを使いましたが、配布や回収の時間がもったいないとの指摘があり、今年はクリッカーを使わずスマホを使って回答の集計を行いました。慣れないことで事前準備にかなり時間がかかりましたが、そのおかげでか、全く問題なくストレスなく回答が集計できました。個人的には授業でスマホ禁止というのは全く時代遅れだと思っています。学生もすぐにこの形式に慣れ、スムーズに進めることができました。
工夫した点としては学生としっかりやり取りをするということ、それからとにかく記憶に残すために、重要な部分の繰り返し、そして何らかの出来事と紐付けて記憶させる、ということを意識しました。
学生からの意見を見ると、これらの工夫は一定の効果があったようですし、こちらの意図を汲んでくれている学生もちらほらいたようで良かったと思います。
(引用ここまで)

昨日の記事が飛んだ?ので再掲します。

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posted by 長尾大志 at 17:21 | Comment(0) | 先輩研修医・学生さんの感想