2019年09月23日

hidden curricurum(隠れたカリキュラム)

以前にも書きましたが、ただいま発売中の『みんなの呼吸器 Respica(レスピカ)』最新刊、2019年5号
https://www.medica.co.jp/catalog/m/7183
にて、『子どもは親の真似をするもの。じゃあ、学生さん・新人さんは誰の真似をする…?』と題して、hidden curricurum(隠れたカリキュラム)について述べております。

『隠れたカリキュラム』とは、いわゆる『正規のカリキュラム』の対となる言葉です。

『正規のカリキュラム』とはすなわち、授業で取り上げられる内容であったり、教員が「教える」ことで学生に伝えられる内容のことですが、『隠れたカリキュラム』はそれとは異なり、教員や上級医の「態度・ふるまい・言葉遣い・ものの考え方」を、学生が「直接見る」ことで、「このように振る舞うものなのだ」という情報が「伝わってしまう」ことを指します。

深夜の救急患者さんや、不定愁訴の多い患者さんに対してつっけんどんに対応したり、陰口を言ったり…いや普段の患者さんに対する態度も、学生さんはよーく見ていますね。

前回の臨床実習班からは、某科の某医師に関する「患者さんへのひどい態度」が目に余った、とか、某医師のレクチャーはマジやる気がなく、その科の印象が悪かった、とかいう話を聞きました。

こういうことを見せる結果、そういうことをするような資質のある人が集まってくる〜それで、そのグループの「雰囲気」「風潮」みたいなものが決まってくる、ともいわれています。

すべての、学生教育に携わる教員、医師の皆さま、もちろん他のコメディカルスタッフの皆さまも、今一度「見られている」ことを意識されてみてはいかがでしょうか。…みたいなことを『みんなの呼吸器 Respica(レスピカ)2019年5号』では書いております〜。

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posted by 長尾大志 at 22:40 | Comment(0) | 胸部X線道場