2019年10月03日

胸部X線読影道場ふたたび87

最初の写真では右下の高吸収域に気づきます。端が鈍なので、胸水が存在していそうですが、高吸収全体が胸水なのかどうかは判然と致しません。

3日後の写真では、ドーンと高吸収域が増えました。比較的辺縁がハッキリしていて、内部の肺紋理もくっきり見えていますので、胸水なのかな、と思います。最初あったのも胸水だったのでしょうか。

スライド62.JPG

最初のタイミングで撮影したCTでは、やはり胸水と、部分的に肺内の病変(結節みたいなところ)を認めました。おそらくそこが膿瘍で、3日目に穿破してどっと胸水、というか膿が胸腔内に出た(=膿胸)ということだと思います。その後ドレナージを行っています。

解説動画はこちら⇒
https://youtu.be/QjQa3Zj15f0

トップページへ

posted by 長尾大志 at 18:29 | Comment(0) | 胸部X線道場