2020年06月30日

胸部X線読影道場ふたたび256

今回の画像はこちら。

スライド85.JPG

これは…

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posted by 長尾大志 at 13:51 | Comment(3) | 胸部X線道場

2020年06月29日

胸部X線読影道場ふたたび255

コメントでもお答え頂いているとおり、COPDの画像ですが、経過と共に横隔膜が平らになってきて、肋横角が鈍になって、胸郭の前後径が大きくなってきているのがおわかり頂けますでしょうか。

9年前は、正面像ではまだ横隔膜ドームもありそうですが、側面から見ると既に割と真っ平らですね…。

スライド84.JPG

肺機能検査では%1秒量が30%未満、相当重度の気流制限が見られます。如何にもパンパンな肺をイメージして頂ければいいかと思います。

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posted by 長尾大志 at 17:27 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年06月28日

胸部X線読影道場ふたたび254

9年前から数回分の、側面像も撮られていますので、比較してみてください。

スライド81.JPG

これが…

スライド82.JPG

こう。
味わい深いですね…

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posted by 長尾大志 at 14:25 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年06月27日

胸部X線読影道場ふたたび253

更新が滞っていた分、ちょっと取り返します。

9年前の画像はこんな感じでした。

スライド80.JPG

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posted by 長尾大志 at 16:43 | Comment(1) | 胸部X線道場

胸部X線読影道場ふたたび252

ここ2日間は、2週間ぶりに自宅に帰ったために、やることたくさん+子供たちに絡まれまくり、で、PCに触れませんでした…。


ということで、今回の画像を供覧します。ゆっくり味わってください。

スライド79.JPG

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posted by 長尾大志 at 09:57 | Comment(5) | 胸部X線道場

2020年06月24日

胸部X線読影道場ふたたび251

これは気づかれるかどうか、一発勝負でした。

スライド78.JPG

右下肺野、横隔膜ウラに、嚢胞状気管支拡張像と分泌物の貯留を認めました。そう思ってみると、何となくNiveauッぽい線が横隔膜の向こう側に見えませんでしょうか…?

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posted by 長尾大志 at 15:36 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年06月23日

胸部X線読影道場ふたたび250

今回の画像は一発勝負です!?

スライド77.JPG

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posted by 長尾大志 at 16:43 | Comment(6) | 胸部X線道場

2020年06月22日

胸部X線読影道場ふたたび249

このように、肺野の所見が派手な症例は、どうしてもそこに目が行きがち、ではありますが、そこをぐっとこらえて(こらえなくてもいいですが…)肺外にも目を配りますと…見えてきませんか、皮下に黒い帯。

そう、皮下気腫です。間質性肺炎の急性増悪で、たぶんステロイド大量投与して、皮下気腫とくれば…そう、縦隔気腫や気胸の存在を疑います。1週間前の、もっと派手な状態をご覧ください。

スライド73.JPG

皮下気腫、そして縦隔気腫、気胸が見て頂けるかと思います。CTでもご覧の通り(左と同日のCTです)。

スライド75.JPG


解説Zoomカンファレンス無修正動画はこちらから⇒
https://youtu.be/RAIukgIIU60

6月12日分の解説動画もup出来ておりませんでした。よろしければ⇒
https://youtu.be/ziOTBIQhfIY

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posted by 長尾大志 at 15:11 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年06月21日

胸部X線読影道場ふたたび248

1ヵ月前の写真と並べてみますが、元々両側びまん性に高吸収域があり、UIPパターン、として他院で経過観察されていたのが、今回急性増悪で入院となった、というのが1ヵ月前です(写真左)。

スライド72.JPG

で、今回どうなりました?やっぱり、以前同じような症例ありましたよね…。コメント頂いている皆様はさすがでした。考えたい方はコメントをご覧にならない方がいいかも。

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posted by 長尾大志 at 18:00 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年06月20日

島根大学1週目

というわけで、6月16日付で島根大学に着任致しました。

なんとか、荷物の少ない自宅は片付き、寝られるようになりました。自宅にはWeb環境がないので、何もすることがない?、ということもありますが…。

大学のお部屋は、以前にも書きましたけれども、荷物と書類とメールと会議の山に埋もれております。大学の部屋からの眺めはこんな感じ。

IMG_20200616_102855.jpg

平日は早速、会議にカンファレンスに…とあちこち走り回っております。まだ予定に振り回されている感じで、通常運転にはもう少し時間がかかりそうです。

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posted by 長尾大志 at 17:10 | Comment(0) | 日記

2020年06月19日

胸部X線読影道場ふたたび247

今回の画像はこんな感じです。

スライド71.JPG

どこかで似たような画像がでてきたかもしれませんね…。

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posted by 長尾大志 at 17:34 | Comment(4) | 胸部X線道場

2020年06月18日

胸部X線読影道場ふたたび246

16日着任以降、荷物と書類とメールと会議の山に埋もれております、長尾です。大学からお送りします。

取り急ぎ、前回の回答は…ABPM(ABPA)でした!

ちょっと匂わせて?いた「索状影」という表現ですが、最近余り使われることはないようです。元々は気管支拡張症で、拡張した気管支内に貯留していた粘液なんかが索状に見えていたものを指すような表現であったようですが、最近ではあまりそういう、大きな気管支の拡張像を見ることは少なくて、例えばNTM症なんかでも比較的末梢の拡張が多いものです。

そんな中、ABPM(ABPA)では中枢性の気管支拡張がみられ、CTでは棍棒みたいに見え、気管支鏡でしっかり粘液栓まで捉えられることが多いのです。今や索状影を来す疾患の代表、といってもいいのではないでしょうか。

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posted by 長尾大志 at 19:43 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年06月14日

胸部X線読影道場ふたたび245

一見結節に連なる太めの線状影、というか索状影、(この、用語を断定していないところが実はポイントです!)CTを見てみましょう。

スライド69.JPG

ほうほう、こういう陰影かあ。

気管支鏡を行いました。

スライド70.JPG

国試にも出てきそうな所見ですね。

これから島根に移動しますが、島根では残念ながら家にネット環境がありません…。S○netさま、頑張って頂きたい…次回更新まで、お楽しみにお待ちください!

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posted by 長尾大志 at 10:20 | Comment(2) | 胸部X線道場

2020年06月13日

胸部X線読影道場ふたたび244

比較して頂ければそれほど陰影の指摘は難しくないと思います。

スライド67.JPG

スライド68.JPG

右中肺野の結節影ですね。結節影に連なる、太めの線状影といいますか、索状影、これが今回のポイントとなります。

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posted by 長尾大志 at 21:03 | Comment(1) | 胸部X線道場

2020年06月12日

胸部X線読影道場ふたたび243

今回の画像はこちらです。

スライド66.JPG

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posted by 長尾大志 at 20:15 | Comment(3) | 胸部X線道場

2020年06月11日

胸部X線読影道場ふたたび242

昨日もなんやかんやで更新できませんでした…。

さて6月8日の画像ですが、両側下肺の高吸収域があり、左は横隔膜がシルエットサイン陽性です。心陰影は陰性なので、少なくとも左に関しては、下葉の陰性かと考えられます。

そして、喀痰グラム染色では、グラム陽性の莢膜を持つ双球菌、肺炎球菌が見えています。もちろん経過が急性発症であり、そこで肺炎球菌肺炎と診断、CTを撮らずしてペニシリンで治療開始し、速やかに改善を認めました。


解説Zoomカンファレンス無修正動画はこちらから⇒
https://youtu.be/1MTQrq6N7j8

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posted by 長尾大志 at 21:39 | Comment(0) | 胸部X線道場

2020年06月08日

胸部X線読影道場ふたたび241

今日は引っ越し、まずは滋賀からの運び出しでした。…ギリギリでした。

ということで今日の画像はこちら。

スライド64.JPG

明日は島根入りしますが、ネット環境がないので更新できません。そういうわけで、明日の分として、喀痰グラム染色も供覧しておきます。

スライド65.JPG

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posted by 長尾大志 at 22:25 | Comment(4) | 胸部X線道場

2020年06月07日

送別の会的な、疎な集まり?

コロナ問題で密を避けるべき時期ではありますが、それでも何か滋賀を離れる私のために送別を、との教授の計らいで、そういう集まり(換気、distance、マスクの上で)をしていただきました。

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皆様からの送別・ねぎらいのお言葉と、役に立つ&素敵なプレゼントを頂き、いよいよ一区切り、島根に出発…のはず…ですが…荷物はいつになったら片付くのか…。

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明日以降の更新は、ネット環境や自分の居場所などの関係から、極めて不安定なものとなります。気長にお待ちくださいませ…。

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posted by 長尾大志 at 18:01 | Comment(0) | 日記

2020年06月06日

「長尾、卒業」に際して、学生さんからのメッセージ

先日のブログ記事「長尾、卒業」を読んでくれた学生さんから、長文のメッセージを頂きました。めちゃくちゃうれしかったので、ぜひシェアしたいと申しましたら、快くOK頂きましたので引用させていただきます。何度かのやりとり分を連結してご紹介します。


(ここから引用)
先生が異動されるとブログで読み、「今しかない!」と思い、いつかお伝えしたいと思っていたことを書かせていただきたく思います。

私は呼吸器が大の苦手でした。空気が目に見えず、イメージできなかったからだと思います。できの良い学生ではありませんので、呼吸器の系統講義も最低限しかこなそうとしませんでした。CBTでも案の定、肺線維症−閉塞性障害 なんていう選択肢に丸をつけて間違えて、更に呼吸器の苦手を自覚しました。そんな学生です。

CBTが終わったあと、勉強に本腰を入れ始めたところに長尾先生の本と出会いました。期間は異なりますが2冊(呼吸器教室、画像教室)終読しました。今年1月にはクリクラにて一週間の闘魂外来、画像教室を先生のもとで行いました。画像・外来・スライド発表と勉強メモがありすぎて訳わからなくなるくらいには色々なエッセンスをいただきました。 (中略) そんなこんなを経ているうちに「呼吸器は苦手」から「難しいけどオモシロい」にイメージも変化していました。この一年、先生のおかげで非常に呼吸器が好きになりました。

僕は勉強会に積極的に参加したりもできず、特に目立たない学生です。しかし僕の”呼吸器像”はきっと永遠に長尾先生の教えが根幹にあるように思います。こんな学生がおそらく滋賀医大には、これでもかというくらいいるはずです。僕はこれだけでも、地元の愛知県から滋賀医大に来て良かったと思っていますし、友達や後輩に呼吸器に関するアドバイスを求められる時は必ず先生の2冊をおすすめしています。
長くなりましたが、先生、本当にありがとうございました!!

島根大学へのご転勤になるとブログにて知りました。新天地でも僕のような「呼吸器苦手学生」の世界観をがらりとかえてやるとともに、教育面に関しても、さまざまなご活躍を心から祈念しております。

(ここから次のメッセージ)

僕の中で先生はカリスマなので、先生がここまで至るに本当に色々なことを考え、乗り越えてきたことをブログで読んで半ば安心し(先生ほどの方でも、そう簡単に行かないこともあるんだなあと…)、そしてやはりなおさら尊敬すべきであると感じました。

プレゼンにも先生の書籍を使わせていただきました。間質性肺炎についてのスライドでしたが、あれは5分版でしたので、あの後更にパワーアップさせて友達と勉強会をするときに使ったりしています。あの悩ましく悩ましい間質性肺炎も先生の本を何度も読み返すうちに、とても親近感が湧くテーマになってきました(理解はまだまだですが)。

ちなみにですが、書籍を紹介した友達からも非常に良かった、1日で読んだ!など感想をもらってます。勧めた僕も何故か気分が良くなりました。先生に感謝ですね。

(引用ここまで)

ここまで言って頂けると、面はゆい限りですが、なかなかこう言って頂けることは少ないので、ものすごくうれしいですし、もっと頑張ろう、というモチベーションになりますね。まだまだ学生さんはたくさんいるはずですので、少しでもこんな風に思ってくれた方は、メールでもメッセンジャーでもDMでもいいので、是非教えてください!!!笑。

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posted by 長尾大志 at 17:54 | Comment(0) | 先輩研修医・学生さんの感想

2020年06月05日

胸部X線読影道場ふたたび240

実はこの症例、肺炎と診断したのでCTを撮影しておりません!ということで、厳密な答え合わせは難しいのですが、身体診察上、聴診上は「両側下肺野でfine crackles聴取、加えて右下肺野でcoarse cracklesを聴取した」とのことであり、少なくとも右下肺野に肺炎がありそうです。そのつもりで濃度をご覧頂くと、何となく右下が上昇しているように見えませんか?

喀痰グラム染色では、グラム陽性、陰性、球菌、桿菌…多種多様な菌が見えます。細胞は好中球ばかりで、上皮細胞はほとんど見えず、肺炎の診断でよさそうです。菌の多様さから、誤嚥性肺炎と診断しました。


解説Zoomカンファレンス無修正動画はこちらから⇒
https://youtu.be/h7BA1N-Q08c

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posted by 長尾大志 at 16:35 | Comment(0) | 胸部X線道場