というわけで、昨日は姫路にて開かれた、第83回日本呼吸器学会地方会に参加、その後中野先生准教授就任祝賀会に参加してきました。
やはり姫路は遠く、そのためか、参加されている先生方がかなり少なく、会場ががらんとしていました。JRの遅延などもありましたが、プログラムに余裕があったためか、特に大きな混乱はなかったようです。
自分も行ってみて距離を実感したのですが、いつも地方会には姫路の先生方は遠方から多く参加され熱心に討議されています。その熱意、努力に改めて敬服いたしました。
地方会では、ランチョンセミナーでNTM症のお話、それから教育講演で血管炎のお話を拝聴いたしました。いずれも我が身の不勉強を実感するような、知らなかった事柄をいろいろ紹介して頂きましたので、またまとめてシェアしたいと思います。
中野先生准教授就任祝賀会では、中野先生が滋賀医大に初めての呼吸器内科医として赴任されたときからこれまでの歴史を振り返り、最初の状況からよくぞここまで医局が発展したものだ…という感慨と、それでもまだまだ、滋賀の呼吸器医療ということを考えたときに道半ばである、さらに頑張らねば、という思いを新たにしました。
各地で研修中の先生方も多く参加してくださって、活躍のご様子を聞けたのもうれしかったですね。
その前日、金曜日には、Lung cancer seminar in Shiga 2014に参加してきました。
これまで家庭の事情で、メーカーさん主催の研究会にはほとんど参加できなかったのですが、ようやく子供の世話に(物理的な意味で)手がかからなくなってきたこともあり、参加が可能となってきました。ただし、月水金に限りますが…。ずっと原則お断りしておりましたのが、参加可能になっただけでも少し前進、貴重な勉強の機会を生かしていきたいと思います。
がんセンター東病院呼吸器外科の坪井正博先生による、今年のASCOからのトピックを勉強させて頂きましたが、論理展開が明快で、自分も賢くなったような錯覚ができる、聴いていて楽しいお話でした。
2014年06月29日
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