表記の会で座長をすることになりました。例によって、私自身は下っ端、かつ専門が何なのかよくわからないキャラでやっていますので、担当は「安全管理」というセッションを仰せつかりました。
最初に「安全管理」ということで連想したのは「在宅酸素療法中の火事」とか災害とか、そういうことでしたが、プログラムを頂いてみると割と多彩な、要するに「その他」的なところであるとわかりました。
「その他」とわかれば、まあいつものことですから慣れたものですが、ケアリハ学会の座長は初めてです。どうやら、コメディカルの方々の発表も多い様子。医師の発表とは少し違う感じがいいのか、それとも同様にやった方がいいのか。ちょっと迷いますね。
いずれにしても、やはり予習は必須。またやっていきます。
あと、今週はメーカーさん主催の会で司会をしますが、皆さんに告知する種類のものではありませんので省略します。思えばこの手の、メーカーさんの意向を汲んでやるお仕事、ずいぶん減りました。
普段院内では考え事をしながら歩いています。私に文才がないゆえに、PCに向かってどんどん思考を書き留めることが出来ませんので、いろいろ体を動かしたり、学生さんとお話をしたりして、ガラス細工のようなfragileな考えをまとめていっています。じっとしていると煮詰まってくるので、歩行によって考えを「攪拌」することで思考を整えていく感じです。
そのときに声をかけられたりすると、ガラス細工はパリーンと壊れてしまい、また一から組み立て直さなくてはなりません。スゴく時間の無駄になります。そんなわけで、最近はメーカーさんと顔を合わせるのを極力避けるようにしています。メーカーさんはこちらの都合にはあわせてもらえませんから、避けるしかありません。こんなことを説明してもわかってもらえませんし。
…何度も説明したのにわかってもらえない某社さんは論外ですが、その他のメーカーさんにもあまり顔を合わせないようにしているので、そういうお仕事が減ってきたのでした。まあ、それだけが原因でもないでしょうが。
そんな中でも、私の考えに賛同頂けるメーカーさんには、大変やりがいのある、宣伝色の少ないお仕事を任せて頂いています。非専門の先生方対象に、呼吸器内科領域の知識を啓蒙するであるとか、そういう、大事なお仕事。そういうところは少ないですけれども。
2014年10月05日
活動予告・第24回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会「安全管理」セッション座長
posted by 長尾大志 at 21:36
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