先週19日の火曜日は盛りだくさんで、教育方法改善に関するFD・SD研修会「アクティブ・ラーニングを促す30の教育技法」に参加しました。その前には臨床実習前オリエンテーションがあり、その後には内科の新年会があり、結局新年会には大幅に遅れて行きました。
本セミナーでは、多様なアクティブ・ラーニングを促す教育技法を説明し、簡単に、手軽に講義法に取り入れる方法をお伝えします。ってことで、いろいろな技法を紹介頂きましたが、どちらかというと講演内容は「アクティブ・ラーニング、こういうもんですよ〜」「やっってみたらどうですか〜」みたいな内容でした。医学部のセッティング(1対100、知識伝達中心、思考力は症例問題)で例えばどんな授業を組み立てるのか、など、もう少し具体的なことも伺いたかったです。
本当はその辺を質問したかったのですが…言いたいこと(滋賀医大でも実践は問題なく出来るということ、学生さんの反応はすこぶるポジティブである、ということ)を言っただけで「時間の関係で」終わってしまいました。
紹介して頂きながら頭の中で、「これは使える」「これは無理」とシミュレーションしてみたのですが、大人数講義の中で使えそうなのは「クリッカー」「理解促進テスト」「間違い探し」「ペア・リーディング」「eラーニング」「Think Pair and Share」「間違い探し」「EQリスニング」「マインドマップ」「ミニッツペーパー」あたりかなあ、と思いました。
反転授業、バズセッション、ポスターセッション、KJ法、ロールプレイングなどは、小規模グループが形成できれば効果的に使えそうですが、カリキュラムの改革が必要になってきますね。
そう考えると、クリッカーはやはり優れているなあ、と再認識。今は60個しかお借りしていませんが、増員を検討したいところです。
それと、eラーニングは本気で作らなくてはならない、喫緊の課題としてそう思いました。そういえば以前教育用動画を作ってお蔵入りになった、それ以来多忙過ぎて取り組めていませんでしたが、ちょっと取り組んでみようかと思います。
2016年01月25日
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