2017年01月22日

やってみる以上に効率よい教育はない?

私のような末端のものには全くなにも知らされていないのですが、本学のカリキュラムが大?変更になるようです。その「説明会」が、近々あるらしいのですが、何がどう変わるか全くわからなくて、いったい何を説明されるのかもわからない。まあそもそも、「大」変更かどうかもわかりません。


前々から、国際基準に対応して臨床実習を72週に、ということは本学でもいわれていて、臨床教育講座の教授選の時にも争点というかビジョンを語るように、ということもありました。ですから、「いよいよか」と思うわけですが、どう考えても臨床実習を変えようとすると基礎や臨床の学部教育にも手を入れる必要があり、それがひいては本学の(ちょっと時代に取り残されつつある)教育を大改革する(最後の)チャンスかな、と思っていました。


なので、まあ自分がもし改革する側に立ったらどのように手を入れていくか、とにかくまずは対話。実際教育をされている先生方の考え、ビジョンを伺い、こちらの考えをお伝えしながら、学生にとって「いい」教育を考えていく。できる限り多くの学生さんにも話を聞いていく。「できる」人だけでない人も、どうすればやるのか。そんなことも探っていきたい…そういうことを考えたり妄想したりもしていたわけですが、今回のカリキュラム変更で、実際どんな感じに変わっていくのか、本当に楽しみです。


ウチを回ってきていた臨床実習の学生さんに、臨床実習をどうすればいいか、どんな感じのものがこれまでよかったか、などなど尋ねてみていたのですが、やはり何かを「やる」のがいい、というのは口をそろえて挙がってきます。そしてそれだけ「やる」ことが少ない、今の見学型ポリクリの限界でありましょう。


昨日あった緩和ケア講習会でも、やはり「やらせる」ことに力点が置かれていて、ある程度ファシリテーターにばらつきがあろうとも、やらせればそれが学びになる、という感じでカリキュラムが組まれていたのが印象的でした。


そうなってくると、その先を探りたくなるのが人情というもの。まあまずはカリキュラムを確認して、その中で何ができるかを考えます。

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