手術歴とかがありますと、気管周りは見えにくくなりますから、あくまで参考ではあります。また、上大静脈が気管の右隣に、紛らわしく見えることもあります。
また、気管のあたりが何かおかしいな…と感じたときには、「傍気管線」も使えることがあります。
ただし傍気管線も、正常でもハッキリ認識出来ないことがありまして、認識出来ない=異常、とは言い切れません。
例えば、以前の写真では見えていたのに見えなくなった、とか、先に挙げた気管周りの異常と共存している、とかになりますと、積極的に異常を疑っていくことになるでしょう。
2017年03月30日
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