太くなってよく見えるようになった血管影が線状影として見え、「カーリーのA線、B線、C線」と呼ばれています。名前がそれぞれ異なりますが、結局は似た機序で出ている線ですし、線なんだから全部「カーリーの線」でいいじゃないか、とも思います。液晶・CT時代になったこともあってか余り使われなくなった用語でもあると思いますが、折角ですのでご紹介しておきます。
A線:上肺野から中肺野で見られる、肺門から末梢に向かう直線〜少し曲がった線
B線はこちら
C線:A線やB線を形作るような線状影(広義間質や血管影)が、特に下肺野で重なり合うことで見られる網状影