2017年07月20日

症例検討会BRONCHO14−2

半年ほど前からの咳嗽が一連のものだと考えますと感染症の可能性はなさそうです×が、前医CT(左右肺に肺炎像?)は確認したいところです○。


一旦軽快したものの、1ヶ月後再度悪化、という経過から咳喘息の存在を想定されたのか、気管支拡張薬+吸入ステロイドを投与されています。しかしそれは無効で、KL-6上昇傾向を認めた、ということですから、やはり前医CTから間質性肺炎があったのではないか○、と考えるのが自然ですね。


一方で、IgE高値、ということからアレルギーの要素が存在することも想定はされます○が、主病変と関わりがあるかどうかは今のところハッキリしません。



<入院時身体所見>
BT 36.6℃、HR 66、整、BP 138/92、SpO2 97%RA、HT 168.9cm、BW 57kg
眼瞼結膜貧血なし、甲状腺腫大なし、鎖骨上窩LN腫大なし
心音:整
肺音:両側背部肺底部でfine crackles+、左優位
腹部:腸蠕動音正常、圧痛自発痛なし、平坦軟
四肢:冷感なし、しびれなし、筋力低下明らかではない、ばち状指傾向軽度、爪周囲の毛細血管拡張明らかでない
レイノー症状あり(寒いところで蒼白になる)
日光過敏あり(かゆみと発赤、皮膚剥離)
ゴットロン徴候なし、ヘリオトロープ疹なし



Q:てことでやっぱり…

胸部X線写真、HRCTが必要
呼吸機能検査はDLcoまで必要
気道過敏性検査が必要
原因について突き詰める必要がある


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posted by 長尾大志 at 18:23 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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