2017年08月11日

国立大学法人で外部講師を招聘する、ということ。

ありがたいことに最近、全国各地の病院さんからお招きを頂きまして、お話をさせて頂く機会が増えております。お招き頂く側としては、あまり何も考えなくても、全力でよいお話、学びを提供させて頂ければよかったのですが…。


とあるきっかけで、ウチ(国立大学法人)に外部から講師をお招きして、勉強会をして頂く、というお話になりまして、手続きなど事務作業を私がすることになったのですね。


そうしたら、あるわあるわ。「規定」が山盛りあって、ものすごくやりにくくなっている。


例えば一部の病院で行われている「大リーガー医による教育回診」「闘魂外来」など。これは学生さんや研修医の皆さんにとってはものすごく学習効果が高いのですが、これをやって頂くためにクリアーすべきハードルが多すぎて、講師の先生に多大な負担となるのです。これでは無理です。


講師にお支払いする「謝金」も、交通費も、とにかく規定だらけ。謝金なんて、業界の相場?の数分の一ですから、それじゃあ誰も来てくれないよね、って感じです。逆に、たま〜に大学の研修会で来られている先生は、これで来られているのですか、と驚きます。


書類も山ほど必要だし、今回のことでもだいぶ心が折れかけているのですが。医局秘書さんのご尽力でなんとかなりそうな気もしてきております。


国立大学法人というところは、何とも新しいことをやりにくいシステムになっているものだ、と実感しました。何かことが起こるたびに規定が加わるから、そういうことになるのですね。いやまあそれでも進めておられる方々も多く、そのご努力には敬服いたしますし、自分もそのぐらいやれってことですが。



翻って、最近私が伺ったご施設は、もちろん私以外にもたくさん外部講師を招聘されているところが多いのです。で印象的なのが、そういうイベントを事務スタッフの方々が積極的に作っておられる、ということ。もちろんスタッフ医師の皆さんも作っておられるのですが、事務の方々の関与度合いがもう圧倒的に違うのです。


ああ、これはドクターの働きやすさが圧倒的に違うだろうな…そういうご施設は研修医や若い先生が多く、病院に活気がありますね。逆に、人を集めたい、という意向のあるご施設で、スタッフの方々が一丸となって、そういう意識になっておられるところが、いろいろな点でうまく回っている、そんな印象です。

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posted by 長尾大志 at 15:21 | Comment(0) | 日記
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