2017年09月25日

症例検討会BRONCHO20−1

症例 50歳代男性


<主訴>
発熱、喀痰、呼吸困難


<現病歴>
3ヶ月前の健診にて、胸部X線写真上異常影を指摘されていた。胸部CTなどで縦隔リンパ節腫脹を認め、近く精査予定であった。1週間前より、38℃台の発熱、喀痰、咳嗽、呼吸困難を自覚していた。呼吸困難が悪化してきたため前医(透析かかりつけ)から当院紹介受診となる。


<既往歴>
30歳代 肺結核
20年前 ネフローゼ症候群、慢性腎不全
10年前 透析導入
5年前 大腿骨頭壊死


<アレルギー>
特になし


<生活歴>
喫煙:20歳から10本/日を7,8年間、以降禁煙
飲酒:缶ビール1本/日


<家族歴>
特記すべきことなし


<入院時身体所見>
体温37.6℃ SpO2 93%(酸素経鼻2L/分)
脈拍107/分 血圧135/68mmHg
呼吸音:清
腹部:平坦,軟.圧痛なし.腸蠕動音亢進なし
四肢浮腫なし


Q:現時点での鑑別診断、まずはどう考えますか?


症例検討会BRONCHO

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posted by 長尾大志 at 18:13 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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