2017年09月29日

症例検討会BRONCHO20−5

画像上は明らかに陰影の悪化が見られます。こうなってくると、市中細菌性肺炎にしては治療反応性がよろしくなく、リンパ増殖性疾患の肺病変、症状かなあ、という気もして参ります。細菌検査も兼ねまして、気管支鏡検査を施行。気管支洗浄と経気管支生検を行いました。


しかしここは、縦隔リンパ節生検を急ぎたい。縦隔鏡によるリンパ節生検を予定しましたが、数日先だとのことで、担当医は抗菌薬をLVFX(250mg隔日投与)にスイッチしました。


すると翌日には解熱。むむむ。


この時点で入院時の採血結果などが出そろってきました。


s-IL2R 6190高値
ACE6.7 低値
腫瘍マーカー:CEA,CA19-9、AFP,PSA全て陰性
抗核抗体 ×40上昇なし

IL-6 108高値
IgG 2466高値
IgM 38上昇なし
IgA 956高値
IgE 332高値
IgG4 45.5(>135が診断基準)

M蛋白電気泳動:M蛋白は検出せず。
EBV(−)
CMV:C7HRP陰性
HIV感染:陰性
HHV8感染:陰性



Q:現状で考えられる鑑別診断は?




今日と明日の2日間、第3回呼吸機能イメージング研究会サマーセミナーが当地滋賀県のピアザ淡海で開催されます。当番世話人が当科の中野病院教授であり、医局員総出でおもてなしさせて頂きます。私もこれから出番です。ご参加の先生方におかれましてはお気を付けてお越し下さいませ。


ポスター.jpg

症例検討会BRONCHO

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posted by 長尾大志 at 12:49 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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