2017年10月02日

症例検討会BRONCHO20−6

縦隔リンパ節が腫脹している、and/or肺野に広義間質の肥厚〜リンパ路の肥厚像を認める、というリンパ増殖性疾患の範疇では、


  • 癌のリンパ節転移、癌性リンパ管症

  • サルコイドーシス

  • 悪性リンパ腫をはじめとするリンパ増殖性疾患

  • 形質細胞腫

  • IgG4関連疾患

  • キャッスルマン病(Multicentric Castleman Disease:MCD)など

  • アミロイドーシス



あたりを鑑別診断に挙げるべきかと思います。



気管支鏡検査の結果は、以下のような感じ。


生検組織:好酸球浸潤多数あり。形質細胞浸潤はごく少量のみで、IgG4陽性形質細胞は認めず。


培養は一般細菌、抗酸菌とも陰性でした。


あまり診断に迫れる感じではありません。やはりリンパ節生検が必要です。そうこうしているうちにすっかり解熱し、縦隔鏡検査を施行することができました。LVFXが効く感染であったのか、それともその前のCTRX+CLDMの効果が遅かったのかは定かではありませんが…移行の問題であったのかもしれません。


ということで数日後に縦隔リンパ節生検を施行しました。迅速結果では、悪性細胞認めず、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫も認めず。取り急ぎ悪性リンパ腫、サルコイドーシスに特異的な所見は認めませんでした。


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posted by 長尾大志 at 17:48 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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