2017年10月03日

症例検討会BRONCHO20−7

もったいぶらずに永久標本も見てみましょう。


<縦隔リンパ節生検>
LN#2R、4L:異型性に乏しいCD138陽性形質細胞がポリクローナルに増加。悪性細胞認めず、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫認めず、IgG4陽性の形質細胞も認めず。


ということで、血清IL-6が108と高値なこと、縦隔リンパ節生検組織にてCD138陽性形質細胞のポリクローナルな増殖を認めたことにより、Castleman病と診断しました。

Castleman病の診断基準:書籍化時には

肺の陰影については結局気管支鏡からCastleman病の肺病変、という証拠は得られませんでしたが、LVFX投与でも画像上、酸素化も変化はなく、それ以上詰めることはできませんでした。LVFXは1週間投与して終了しまして、その後はステロイド治療を開始しました。


開始前評価として:
血液ガス(O2 2L)pH 7.435、 pO2 111、 pCO2 45.3、 HCO3 29.7


6分間テスト(O2 3L nasal)
0分:HR 88bpm、SpO2 94%、Borg 4、距離 0m
6分:HR 98bpm、SpO2 90%、Borg 9、距離 185m


PSL1mg/kg/day (45mg)で開始しました。その後速やかに、肺炎像は改善し、縦隔リンパ節は縮小してきました。ところが…



Q:どういった「不測の事態」を想定すべきでしょうか?


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posted by 長尾大志 at 19:17 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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