2017年10月11日

症例検討会BRONCHO20−12

胸部CTの所見は、1スライスしかありませんが、右肺S10に、以前にはなかったコンソリデーションが出現していて、その前方にあった陰影や左肺の陰影は消失しています。他のスライスでは、右S6浸潤影の増強、右S9に2cm程の結節影出現を認めています。


本症例では、細菌性肺炎と考えますと、NHCAPということになります。前回入院時も同じような画像所見・臨床像での(肺炎と考えられる)入院がありましたが、その時はCTRX+CLDM→LVFXにより軽快しました。


今回、リンパ増殖性疾患+ステロイド中等量使用中で、免疫低下状態にあり、かつ、数週間前に結構広域の抗菌薬を使用していますから、気管支鏡検査に踏み切ります。施行後、真菌感染も念頭に置いてMEPM+MCFG(ミカファンギン)を開始しました。


気管支鏡検査の結果:

気道内には喀痰が多い。吸引にて、褐色の粘調な痰が引けました(下図)。右B9中心に下葉で採痰し、右B6にて生検を施行しました。


スライド83.JPG


スライド84.JPG

塗抹鏡検像



Q:診断は?


症例検討会BRONCHO

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posted by 長尾大志 at 18:14 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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