2017年11月01日

症例検討会BRONCHO22−3

ね?画像を先に出してしまうと面白くないでしょう?すぐわかっちゃいますから。


特にCTを見ると、かなり特徴的な陰影が目に入ります。空洞を伴う結節影(矢印)に、粒状影(斜線部)、トラムライン(三角頭)もあります。


スライド98.JPG


これらから、抗酸菌をはじめとする慢性感染症が鑑別の筆頭に挙げられます。そうすると、絶対に必要なのは喀痰検査ですね。


ちなみに本症例では血液検査にて


T-SPOT   陰性
抗MAC抗体 陽性 (17.6)
アスペルギルス抗原 陰性
β-Dグルカン 3.0


でしたが、だからといって肺MAC症である、と短絡的に診断はできません。日本結核病学会・日本呼吸器学会による確定診断の基準(2008年)では、菌の検出が必須です。



<喀痰検査>
【抗酸菌】
1日目の喀痰から抗酸菌塗抹陽性、M.intracellulareのPCRが陽性、M.intracellulareが培養陽性
2日目の喀痰で抗酸菌塗抹陽性、M.intracellulare、M.aviumが培養陽性


【一般細菌】
P.aeuginosa 3+



Q:診断は?治療は?その際に気をつけることは?


症例検討会BRONCHO

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posted by 長尾大志 at 18:04 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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