2017年11月07日

症例検討会BRONCHO22−6

ということで、症状経過からMACが主たる問題であるとして、本症例のMAC治療を考えましょう。


2012年の日本結核病学会・日本呼吸器学会の見解で示されている標準療法は、以下の通りです。


  • CAM 600-800mg/日(15-20mg/kg)分1または分2(800mg/日なら分2)

  • RFP 10mg/kg(最大600mg)/日 分1

  • EB 15mg/kg(最大750mgまで)/日 分1

  • 必要に応じて、SMまたはKM(各々15mg/kg以下、最大1gを週2〜3回筋肉注射)



両側に広範な空洞陰影があり、できればSMを加えた4剤で治療したいところです。MACの治療はそもそも、多剤かつ長期間(ガイドラインでは「菌陰性化後約1年間投与」との目安)の治療になりますから、副作用には注意が必要です。あらかじめ起こりうる副作用を知っておかなければなりません。


  • CAM:嘔気・嘔吐、胃痛、下痢など消化器系、QT延長、併用注意薬多数など

  • RFP:皮疹、発熱、肝障害

  • EB:視神経障害

  • SM/KM:第[脳神経障害



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posted by 長尾大志 at 18:54 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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