2017年11月13日

症例検討会BRONCHO23−2

比較的急速に高熱、呼吸困難、倦怠感が出現し、低酸素血症も著しいので、急性に発症する呼吸器疾患、循環器疾患などが想定されます。確認したいことはやはり既存の「多薬服薬中」の疾患について、もう少し詳細な情報が欲しいですね。呼吸器疾患なのか心疾患なのか、両方あるのか、過去のX線写真なんかも手に入れば確認したいところです。


クラリシッドが処方されているあたり、慢性呼吸器疾患があったようにも思われますね。で、以前のX線写真が参照出来ました。


スライド99.JPG


肺野が汚い…ですね。やはり基礎に肺疾患はありそう。それと大動脈瘤術後であり、心機能の問題も考えておく必要があるでしょう。



<入院時現症>
JCS  T-0
Vital signs(救急受診時):BT 39.1 ℃, BP 129/63 mmHg, HR 118 bpm, RR 32/min, SpO2 92%(シンプルマスク O2 5l/min) 体動で80%前後まで低下

診察時mMRC3 普段も3程度
上気道症状なし、喀痰なし、咳嗽なし


<身体所見>
頭頸部:眼球結膜黄染/眼瞼結膜蒼白なし
明らかな咽頭発赤なし
頸部リンパ節触れず
坐位にて頚静脈怒張は明らかにはなし

胸部:肺音 両側吸気時にfine crackles+
心音 整 明らかな心雑音なし
腹部:軽度膨隆、軟、蠕動音→、圧痛点なし
四肢:上下肢とも浮腫なし
    右下腿に外傷後瘢痕 熱感/発赤/疼痛なし
    両下肢径左右差なし、下腿把握痛なし
    膠原病を示唆する明らかな皮膚所見なし

朝のこわばり/関節痛/明らかな筋力低下なし



Q:次のステップとして、どうしますか?検査は何をしますか?


症例検討会BRONCHO

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posted by 長尾大志 at 19:21 | Comment(0) | 症例検討会BRONCHO
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