「研修医や若手医師だけでなく、看護師や理学療法士はじめコメディカルスタッフも共に学べるような場がなかなかない」
「他職種が考えていることを聞く機会って、そんなにない」
「若い人たちが、お互いに意見を出し合って、共に学ぶ+他職種の方の話を聞く機会が出来ないものか」
⇒「だったら、グループワークにして、その場で症例について考えて、意見を出し合う、みたいな形式ではどうか?」
⇒「グループでクイズを解いていく形式がいいのでは?」
⇒「だったら、グループ対抗クイズ大会みたいにしたらいいのでは?」
テな感じで、どんどん話が膨らんでいったものです。洛和会音羽病院呼吸器内科の土谷先生が、具体的な企画進行をどんどん詰めてくださって、キッチリ進行していただいたことで、当日はほぼ100点の運営となったのではないでしょうか。

当日は、音羽病院さんの、本当にたくさんの先生方、関係の皆さんに協力いただきました。アーム付きのカメラも貸与いただき、フリップを拡大してモニターに映したり…

事前のテストも入念に…

進行としては症例を提示し、各々の診断や治療、そして指示だし!のポイントで、自由発言(早い者勝ち)やフリップ記入などで発表してもらいます。そしてその都度ポイント授与!なんとポイントは○○!優れた発言には特別ポイント!ということで進め、最後にポイント合計で優秀チームを決める、というもの。
ポイント決めは長坂先生と私で行いましたが、これが結構難しい。でも結構面白く、数回やるとコツというか、盛り上げ方、がわかってきました。
参加者の皆さんからも、「話し合いがよかった」「楽しかった」「勉強になった」「また参加したい」と好評を頂き、すぐに第2回が決定しました。
私が思うに、これは、呼吸器専門医が居ない(居てもいいけど)、研修指定病院(ある程度の規模の)で、しかも看護師さんはじめコメディカルスタッフの皆さんが勉強熱心、というご施設にフィットするのではないか、と思いました。オファー、お待ちしています(笑。
滋賀医大からも研修医の先生と、看護師さん2名が参加させていただく予定だったのですが、看護師さん組は折悪しくインフルエンザで不参加、となってしまいました。ですので、滋賀医大でも似たイベントを出来ないものかと考えています。