皆さん、総合内科の後期研修医とは思えないほど、呼吸器の勉強もされていたので、話ははずみ、質問もたくさんで、それなりに間質について理解が深まったかなー、というところで1日目終了。
で、島唄体験(昨日参照)などありまして…
2日目は、気管支鏡モデルを使って、気管支鏡についてやりたい、というご要望がありまして、鹿児島生協病院呼吸器内科の平元先生に、気管支鏡モデルを持参頂きました。そこで急遽思いついた、「気管支鏡で気道内を見ながら、CTを見る体験」をやってみたのですが、これがよかったです。
やはり肺が立体なので、前後左右関係が3Dでなかなかわからない、ブロンコ体操とかやってもうーん、かもしれませんが、気管支鏡で前に行って、ここがS5、とか、この後ろがS10、とか、CTでこの辺、とかやっていくことで、立体構造の理解を皆さん深めることができたようです。わざわざ鹿児島から飛行機でモデルを持ってきて頂いた甲斐があったというものです。
それから最近話題の、喘息とCOPDとACOのお話、これも皆さん日々悩んでおられるところのご質問が多々飛び交い、大変盛り上がりました。

終了後、奄美徳州会…をすり抜けて、鶏飯(けいはん)を頂いて、平元先生にあちこち案内してもらってしまいました。平元先生とは20年前に京大で机を並べて学び、いろいろやらかし?た仲で、楽しい想い出がいっぱい思い出されました。平元先生、大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。
今回のお話を頂いた樫田先生はじめ、奄美中央病院の先生方も、お世話になりまして本当にありがとうございました。昨日も先生方にはご紹介したのですが、そういう、検査ができないとか、専門医が居ない、というご施設で、まさにお困りである、という、大変よくご質問を頂く内容について丁寧にお答えしたのが、3月発売予定の『検査ができない!?専門医がいない!?現場で役立つ呼吸器診療レシピ』です。多くの先生方にご活用いただき、少しでも悩みの解消に役立てて頂ければ幸いです。