2018年04月26日

書籍企画・「酸素にまつわるエトセトラ」の質問2・CO2ナルコーシス

Q:CO2ナルコーシスについて。どんな疾患・どんな人に特に注意していけばいいでしょうか。(酸素療法を行うにあたり)

A:早速質問がかぶってきましたね…。CO2ナルコーシス、というのは、CO2の蓄積によって呼吸性アシドーシスを来たし、意識障害を招いて自発呼吸が減弱する病態です。

通常、慢性に高CO2血症〜U型呼吸不全がある症例において、不用意に?高濃度酸素を投与することで、呼吸ドライブが抑制されて低換気〜さらにCO2貯留、という流れが考えられています。

ですから疾患としては、基礎にCOPDなどの、CO2が溜まるような慢性肺疾患、それに換気量が低下しがちな神経筋疾患がある、などの場合、注意が必要です。

出来れば慢性にそういう疾患がある場合、安定期でも血液ガスを採って、CO2貯留の有無を見ておきたいところですね。

ナースのための呼吸器道場

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posted by 長尾大志 at 17:58 | Comment(0) | ナースのための呼吸器道場
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