2018年08月14日

成人肺炎診療ガイドライン2017解説28・菌が検出されたときの抗菌薬4

■ マイコプラズマが検出された場合

外来治療は内服薬で。
  • 第1選択薬|マクロライド系薬(クラリスロマイシン、アジスロマイシン、エリスロマイシン)

  • 第2選択薬|ミノサイクリン、レスピラトリーキノロン((ガレノキサシン、モキシフロキサシン、レボフロキサシン、シタフロキサシン、トスフロキサシン)

いつものことですが、マクロライド耐性マイコプラズマが〜みたいなことが書いてありますが、まあ成人では耐性マイコプラズマによる治療失敗、ということはあまりありません。ですのでここはマクロライドでいい。よほど耐性が問題になる、気になる場合でも、ミノサイクリンでOKです。

入院治療は注射薬を選択するという建前ですので、注射薬のあるものからの選択です。当たり前ですが。
  • 第1選択薬|ミノサイクリン、マクロライド系薬(アジスロマイシン、エリスロマイシン)

  • 第2選択薬|キノロン系薬(レボフロキサシン、シプロフロキサシン)

キノロンについては上に同じです。


■ レジオネラが検出された場合

  • 第1選択薬|キノロン系薬(レボフロキサシン、シプロフロキサシン、パズフロキサシン)、アジスロマイシン


レジオネラとなったら、瞬時も迷うことなくキノロンです。重症の場合はアジスロマイシンと併用です。第2選択、なんちゅうものはありません。とにかくキノロンです。

肺炎ガイドライン解説

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posted by 長尾大志 at 19:22 | Comment(0) | 肺炎ガイドライン解説
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