9月22日(土)、初期研修医の先生方に人気の、研修病院として有名な糸魚川総合病院さんにお邪魔します。そして、11月2日(金)は小倉にお邪魔して、産業医大中心として、研修医の先生方にお話をいたします。
若手の先生方に、どんなお話がいいかなあ、ということを最近考えるところが多いです。例えば胸部X線のレクチャーだって、基本からやるのがいいのか、ある程度基本は飛ばす方がいいのか。正直、『レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室』を読んでおられるかどうかで、かなり出発点が違って参りますし。
症例ベースでお話、も面白いのですが、それだと網羅的に、ということにはなりません。まあ、網羅的に…は限られた時間だとどっちつかずになり、難しいところですねえ。
ということで、糸魚川総合病院さんでは、呼吸器疾患患者さんのディスカッションを通じて、だいたいの皆さんの習熟度を拝見した上で、「胸部X線写真読影」他いくつかのトピックでお話をする、ということになるかなあ、と思っています。昨年の西伊豆健育会病院さんや、今年初めの奄美中央病院さんでやらせていただいた感じでしょうか。
産業医大さんでは、時間も限られていますのと、私以外にも数名の先生方によるレクチャーがありますので、思い切って症例検討方式でやろうかなと思っています。テーマは最近アツい(単に最近原稿をたくさん書いている、という個人的な理由ですが…)「低酸素」。おなじみ?低酸素のメカニズム、この症例はなぜ低酸素なのか、病歴や身体所見から考えてもらい、呼吸器疾患の奥の深さ、身体所見を診る楽しさを感じてもらおうカナーと考えています。症例のメボシもついております。題して『低酸素四番勝負』、なかなか楽しみでございます。
2018年08月19日
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