2018年12月06日

喘息予防・管理ガイドライン2018における(特に治療の)変更点5・ICSおよびICS/LABA合剤

ステロイド薬+長期作用型気管支拡張薬(β2刺激薬)の合剤(ICS/LABA)

商品名:アドエアレジスタードマーク、レルベアレジスタードマーク、シムビコートレジスタードマーク、フルティフォームレジスタードマーク

明らかな差や優劣はないといっていいので、吸入デバイスなどの簡便さ、説明のしやすさ、併用する吸入薬とデバイスを揃える、などの条件で決めて頂いていいのではないかと思います。

アドエアレジスタードマーク(DPI/pMDI)=フルタイドレジスタードマーク(吸入ステロイド)+セレベントレジスタードマーク(β2刺激薬)

レルベアレジスタードマーク(DPI)=アニュイティレジスタードマーク+ビランテロール(β2刺激薬)
*アドエアレジスタードマークは1日2回製剤でレルベアレジスタードマークは1回製剤、同じメーカーでもあり、徐々に新しく吸入手技も簡単なレルベアレジスタードマークに移行しつつある。

シムビコートレジスタードマーク(DPI)=パルミコートレジスタードマーク(吸入ステロイド)+ホルモテロール(β2刺激薬)

フルティフォームレジスタードマーク(pMDI)=フルチカゾン(フルタイドレジスタードマークの成分)+ホルモテロール(β2刺激薬)
*ホルモテロールは、サルブタモール(SABAであるサルタノールレジスタードマークの成分)と同じくらい、即効性があり、回数を増やすとその分効果が高まることが知られている。


副作用はICSによる、喉の違和感、嗄声(させい)、口内炎、それにβ2刺激薬にまつわる動悸・不整脈・手のふるえ・めまいなどといったものがあります。


用量に関しては、アドエアレジスタードマークの中用量は250μgを1回1吸入、1日2回、つまり1日500μg、これは吸入ステロイドの量になります。シムビコートレジスタードマークは160μgを1回2吸入、1日2回、それで合計1日640μg、これも吸入ステロイドの量です。

アドエアレジスタードマークのpMDI製剤になると、125μg製剤を1回2吸入、1日2回、これでDPI製剤と同じく1日500μgになります。フルティフォームレジスタードマークはアドエアレジスタードマークのpMDI製剤と一緒で125μg1回2吸入を1日2回で1日500μg。レルベアレジスタードマークは中用量がアニュイティと同じで100μgか200μgという形になっていて、どちらも1回1吸入1日1回という簡便な使い方になっています。

ICS/LABAの低用量もICSと同じく、おおよそ中用量の半分、高用量は中用量の倍と思っていただければいいのですが、アドエアレジスタードマークは250μg 製剤の下が100μg製剤になり、アドエアレジスタードマークのpMDI及びフルティフォームレジスタードマークは50μg製剤になるので半分より少なくなってしまいます。レルベアレジスタードマークは低用量が100μg、高用量が200μgの2剤形です。

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posted by 長尾大志 at 17:43 | Comment(0) | web喘息講座
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