2019年03月12日

『京都医療センターの会』に参加しました!

先日参加させていただいた、『京都医療センターの会(正式名称は誰も知らない)』において、いろいろと学ぶところがありましたので、ここで書けることだけ、ほんの少しシェアさせていただきたいと思います。この会は毎回いろいろな症例を提示頂くので勉強になるのですが、半分?クローズドのような気もするので、詳細は書きませんです。

(ここから内容をチラ見)
石灰沈着の多い症例に関して、肺骨化症の診断は骨シンチで行う。カルシウムが沈着する疾患として、腎障害や副甲状腺機能異常、アミロイドーシスからの石灰沈着などが考えられる。

移植後BOは、移植後発症するまでに中央値335日、血縁者間のPBSCTや慢性のGvHDが先行していることが危険因子である。PBSCTは多量の血液を輸注していて、リンパ球がたくさん入ることがBOの発症につながっていると考えられている。

最近ではBOを「厳密に病理で」診断するというよりは、一秒量の低下のみで診断するBOS(BOシンドローム)という考え方で、早期治療を図っていくという方向にある。CT所見と閉塞性障害(FEV1が前値から20%以上の低下)があればBODと診断出来る。

重症例のCTでは、モザイクパターンが消失している。その場合、肺血管の狭小化や減少が診断のための最も重要な所見となる。逆にそういうところから考えると、モザイクという所見の本態はair trapだけではなく、血流の低下という側面もあると考えられる。

BOの治療はなかなか難しいが、UpToDateにあるものとして、アジスロマイシン、タクロリムス、ステロイド、ロイコトリエン拮抗薬(モンテルカスト)、ICS/LABAなどを併用する。

肺癌診療において、副腎転移の確認診断はしばしば治療方針を決定する上で重要だが、左の副腎へは胃内視鏡EUSを使うことで比較的容易にアプローチできる。

ニボルマブ使用中に免疫再構築現象が起こってきた時に、結核も真菌感染も発症しやすいとされている。
(ここまで)

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posted by 長尾大志 at 18:12 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録
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