2019年04月23日

第59回日本呼吸器学会学術講演会見聞録5

このシンポジウムでは、最後に「呼吸調節神経機構−呼吸のリズム形成と化学調節の神経機構」というタイトルで、独立行政法人国立病院機構村山医療センター内科・臨床研究部電気生理学研究室の岡田泰昌先生によりますご講演を賜りましたが、呼吸のリズムを作っている細胞やリズムに関する神経の活動のお話で大変難しかったです。

それからミニシンポジウムで呼吸器感染症の臨床疫学というセッションを覗いてみました。宮城厚生協会坂総合病院呼吸器科の生方智先生によります「流行時期における成人ヒトメタニューモウイルス関連肺炎の後ろ向き観察研究」、国立病院機構東京病院の武田啓太先生による「下気道検体でのAspergillus Section Nigriの細菌学的・臨床的特徴」も興味深いご発表でした。そして国立病院機構東京病院呼吸器センターの石井史先生によります「新ABPM診断基準でABPMとCPAの鑑別は可能か」というお話を傾聴しました。これはAMED主導にて策定されてきた新しい診断基準の検証をされていて、勉強になりました。

これまではRosenbergやISHAMの診断基準を用いておりましたけれども、それらは感度が低いなどの問題がありました。この新しい診断基準は、感度100%、特異度94%と、なかなかの成績であったようです。

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posted by 長尾大志 at 19:09 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録
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