2019年05月24日

ようこそ令和・胸部X線読影道場ふたたび18

今日は昼から、他大学での講義がありますので、早めに更新しておきます。新たな場所でのお仕事は楽しみです〜。


さて昨日の画像です。

コメントをくださった方のおっしゃるとおり、右下肺野、横隔膜に重なる形で、しかしながら横隔膜を消すわけではなく(シルエットサイン陰性)丸い陰影、おそらく径が7〜8cmでしょうか、大きな腫瘤影が見られます。

シルエット陰性なので横隔膜と接していないことはわかりますが、前か、後かは確証がありません。

ただ、横隔膜のラインを形作るドームの頂点(稜線)は、比較的前方にあって、その前のスペース(中葉・舌区)は狭く、これほどの大きな腫瘤が存在する余地がないことが多いので、後かなあとは思います。

スライド75.JPG

側面像ではやはり後に見られて、下葉の病変と考えられます。

解説動画はこちら→
https://youtu.be/bOw-7bMdPgc

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posted by 長尾大志 at 09:36 | Comment(1) | 胸部X線道場
この記事へのコメント
下行大動脈線の左側に心陰影や横隔膜と重なって幅2cmほどで縦走する黒い透過性亢進帯が有ります。
この左側の境界線(心陰影や横隔膜と透過性亢進帯との境界線)は、何の接線なのでしょうか?
これは何を見ているのでしょうか?
Posted by シロクマ at 2020年05月23日 13:46
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