2020年08月25日

呼吸器疾患手順ガイドふたたび2

COVID-19の診断は、やはり難しいのですが、知見が蓄積されてある程度わかってきたことがあります。一つは初期の段階だと、他の感染症(感冒など)との病歴による区別は極めて難しいということ。

初期症状にはこれら↓↓↓のものがいわれています。
・そもそも30〜40%程度は無症状(だからこそその間に他人にうつしてしまう、ということがあるのですが、感染対策についてはここでは述べません)。
・微熱・発熱
・咳
・息切れ
・痰
・倦怠感
・食欲低下
・筋肉痛
普通感冒では強調される、鼻汁や咽頭痛は比較的軽度だといわれています。

そして診断には時間経過が大変特徴的であるということ。既に皆さんご存知と思いますが、当初感冒様の症状で経過していても途中でグッと症状が悪化する。特に呼吸器症状が出現し、息切れ・呼吸困難・低酸素血症が生じます。これがやばい兆候です。

また、同じような時期に嗅覚障害や味覚障害が出現する点が一時期取り上げられました。これは普通感冒や他のウイルス性疾患などでも見られるのですが、ある程度特異的な症状ではないかと考えられています。

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posted by 長尾大志 at 15:22 | Comment(0) | 呼吸器疾患診断手順ガイド
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