2021年06月20日

臨床実習の意義

このコロナ禍で、大学の多くの授業がリモートやズームや配信になりましたが、知識を伝える系の講義・授業がコンテンツ的になったこと自体は、多くの学生さんに歓迎されているようです。

特に大学に入学してくる程度の、成熟した学生さんにとっては、分かりにくいところを繰り返し見られたり、スピードを変えられたり、自分のペース、都合のいい時間帯で受講できたりとメリットが多いようです。

しかしながら、実際に患者さんに触れることができなくなった臨床実習においては、これまでやっていたことができなくなったことによる弊害が非常に大きかったと感じています。

例えばPBLを取り入れたり、模擬症例を用いたり、模擬患者さんを導入されたりすることによって、実習モドキをすることは出来るのですが、やはり医師になる前、学生の間に「生の患者さん」と話をするであったり診察をさせていただくであったり…といった貴重な生体験の機会がごっそり失われてしまったことは本当に残念に思いました。

この出来事を経て、やはり自分が現場でやりたかったことは、生の患者さんと学生さんとの「やり取りの中でこそ学べること」を、学生さんに貴重な経験として実感してもらうことであったのだなあと改めて思っています。Shimane General Medicine Centerの活動では、地域の現場でそういったことができればいいなぁ、と考えています。

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