2021年10月28日

抗菌薬・彼我の差を考える6 アミノグリコシド系

アミノグリコシド系ほど彼我の差があるものはないと思います。ちょっと添付文書をご覧くださいませ。

アミカシン
通常、成人1回アミカシン硫酸塩として100〜200mg(力価)を、1日2回点滴静脈内投与する。なお、年齢、体重及び症状により適宜増減する。

ゲンタマイシン
通常,成人ではゲンタマイシン硫酸塩として1日3mg(力価)/kgを3回に分割して筋肉内注射または点滴静注する。増量する場合は,1日5mg(力価)/kgを限度とし、3〜4回に分割して投与する。

プラチナマニュアルではアミカシンは12mg/kgを24時間ごと、となっていて体重60kgで720mgを1日1回。ゲンタマイシンは4mg/kgを24時間ごと、体重60kgで計算すると240mg1日1回となり、添付文書との乖離がはなはだしい。このあたりもアミノグリコシド系が使いにくいといわれるゆえんでしょう。

トップページへ

posted by 長尾大志 at 17:20 | Comment(0) | 呼吸器研修ノート
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。