2022年05月16日

胸部X線読影道場ふたたび743

昨日の写真、よくご覧いただきますとドレナージチューブが入っております。胸水は少し減っていて、明らかな二ボーが形成されています。二ボーのすぐ上には、肺の外縁が見られます。

ということで、胸水を抜くためにドレナージチューブ挿入、そのために外から空気が入り、胸水との間に二ボー(鏡面形成)が生じたと考えられます。


それでは次の画像です。

スライド573.JPG

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posted by 長尾大志 at 17:02 | Comment(2) | 胸部X線道場
この記事へのコメント
今回も宜しくお願い致します。


胸部PA写真です。
両側びまん性に高吸収域を認めます(両側上肺野は、やや胸膜直下はスペア気味?)。
1番優位なのは左上中肺野の浸潤影で、左上肺野には気管支透亮像を認めます。
右2弓、左4弓のシルエットがやや不鮮明です。
右横隔膜は9番後肋骨と、左横隔膜は10番後肋骨と交差し、やや収縮性変化ないし含気低下を認めます。
両側横隔膜の陰影も不鮮明で、軽度の網状影があるかも知れません。
左肋横隔膜角は鈍で、少量の胸水がありそうです。
右鎖骨遠位部に陳旧性骨折を認めます。


以上より
間質性肺疾患をお持ちの患者さんが何らかの肺炎(感染症?薬剤性??)を併発した。
と考えます。

簡潔にまとめたつもりですが、長文になってしまいました。申し訳ありません(T_T)
Posted by あめま at 2022年05月16日 18:44
あめま様、コメントをありがとうございます。素晴らしいですね。
Posted by 長尾大志 at 2022年05月17日 14:27
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