2022年10月17日

とある疾患3集中講義1

今回のシリーズはこちらの画像から……ですが、あまり典型的とは言えないですね。

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posted by 長尾大志 at 18:41 | Comment(1) | 胸部X線道場
この記事へのコメント
新シリーズの初回につき、きちんとレポートします。


胸部PA写真です。

肺野は全体的に線状影が多く見られ、両側肺尖から上肺野内側の線状影が目立ちます。※1

肺門部は血管影がやや目立ちます。※2

気管および気管支に異常はありませんが、両側気管支B3b辺縁がやや目立つ印象です。※3

横隔膜は第10.11番後肋骨と交差し収縮性変化はありません。左CPangleは鈍であり、外側辺縁が上方へ持ち上がるような高吸収域を認めます。※4

軽度の心拡大を認めます。
やや上大静脈、奇静脈弓影が目立つでしょうか?

その他、特記すべき異常所見は認めません。


以上より
心原性肺水腫+左胸水
を疑います。(身体所見やBNPを始めとする生化学検査など各種検査所見も合わせたいですが…)

※1、cephalizationないしKerley’s A
※2、perivascular cuffing(肺血管周囲の浮腫)
※3、peribronchial cuffing(気管支周囲の浮腫)
※4、costophrenic angle(肋骨横隔膜角)の鈍化:胸水

今回は少し難しく自信ありません。
Posted by あめま at 2022年10月17日 23:41
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