各講座の先生方のご協力を頂き、『第117回医師国家試験対策講座@島根大学』を粛々と開催させていただいております。
とりを飾るのはリハビリテーション科の馬庭先生によりますリハビリテーション分野、昨日対策講座を開催頂きました。リハビリの分野は脳神経内科や整形外科とのオーバーラップもあり、縦横無尽のお話を頂きました。
今回は医師国家試験の出題基準に則って、順に問題をひたすら解いていくという形で行なっていただきました。問題の選択肢を双方向で問われつつ、間違えても恥ずかしくない心理的安全性を担保されつつ進めていただき、参加されていた人からは好評でした。
以下、取り上げていただいた項目になります。
介護保険制度に関して
失語症(これは脳神経内科分野も重なっているところではあります)
地域包括ケアシステム
社会参加
ユニバーサルデザイン
転倒予防
リハビリテーション関連職種、多職種連携
小児
ADL評価
在宅医療
介護予防
嚥下障害
痙縮
ICF(国際生活機能分類)
装具療法
心臓リハビリテーション
身体計測、電気生理学的検査
脊髄損傷
障害診断、分類
それから症例問題です。症例問題は脳梗塞が多く、あとは誤嚥性肺炎他いろいろな疾患を挙げて解説していただきました。
私自身、リハビリテーションの体系だった講義をほとんど受けておらず、懐かしかったり目から鱗だったり、貴重な学びの時間でした。馬庭先生、ご多忙のところ本当にありがとうございました。
というわけで今年度一連の講義は終了いたしました。収録動画の多くは学内からご覧いただけると思いますが、私のものに関してはどうにもこうにも公開できないものが多いため、過去の動画を替わりに順次公開させて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年12月13日
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