レンサ球菌の中では口腔内常在菌であるStreptococcus anginosus群が検出されることが多く、ペニシリン系が選択されますが、この連中にはマクロライド系薬もまだ有効であることが多いので、アジスロマイシンが第1選択薬に入っています。
他に空洞形成があったりすると複数菌感染が疑われる場合もありStreptococcus pyogenes(化膿性レンサ球菌)やStreptococcus agalactiae(B群溶血性レンサ球菌)の関与も疑うような場合、βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬が選択されることが多いようです。
第1選択薬
アモキシシリン、アジスロマイシン
第2選択薬
βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬(スルタミシリン、アモキシシリン・クラブラン酸)
第3選択薬
レスピラトリーキノロン(ラスクフロキサシン、ガレノキサシン、モキシフロキサシン、シタフロキサシン、トスフロキサシン)
2024年06月25日
成人肺炎診療ガイドライン2024㊻市中肺炎で菌が検出されたときの抗菌薬❾レンサ球菌(連鎖球菌)・外来治療の場合(経口薬)
posted by 長尾大志 at 19:22
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