2024年09月18日

成人肺炎診療ガイドライン2024〈61〉医療・介護関連肺炎/院内肺炎の用語|escalation治療

escalationとは、「(段階的)拡大」という意味です。抗菌薬治療においては、まず狭域抗菌薬から開始して、段階的に広域抗菌薬に替えていくやり方をいいます。

肺炎で、敗血症がなくて重症度も低い場合には、原因菌はグラム陽性球菌を中心に、せいぜいH. influenzaeあたりを想定して、まずは狭域の薬剤を使用します。それで全身状態の改善があればよし、改善が見られない場合は、必要に応じて広域の薬剤への変更を考慮します。

要はおおよそ市中肺炎と同じようなノリの薬剤を使うことになりますが、非定型肺炎をどの程度勘案するかはガイドライン上あまり強調されていません。

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posted by 長尾大志 at 08:20 | Comment(0) | 肺炎ガイドライン解説
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