2024年09月24日

成人肺炎診療ガイドライン2024〈63〉医療・介護関連肺炎のエンピリック治療

院内肺炎/医療・介護関連肺炎でも、喀痰グラム染色の重要性は変わりませんし、むしろ市中肺炎よりも重要かもしれません。

しかし、ADL低下が見られたり、誤嚥があったりする症例ほど、痰の喀出ができない、脱水で痰がない、侵襲的検査が難しいなどの理由で、エンピリック治療の出番が多くなってくる現実があります。しっかりとエンピリック治療の考え方を学びましょう。


軽症〜中等症右向き三角1外来治療

医療・介護関連肺炎の場合、敗血症がなくて、A-DROPが2項目以下(重症度が高くない)の症例が当てはまります。外来治療が可能な場合は、内服薬で細菌性と非定型肺炎の両者をカバーできるような選択をします。ということですが、NHCAPで非定型のカバーが必要かどうかは議論のあるところかもしれません。

•βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン系薬(アモキシシリン・クラブラン酸)±マクロライド系薬(クラリスロマイシンまたはアジスロマイシン)
•レスピラトリーキノロン(ラスクフロキサシン、ガレノキサシン、モキシフロキサシン、シタフロキサシン)単剤

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posted by 長尾大志 at 07:54 | Comment(0) | 肺炎ガイドライン解説
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