2024年09月30日

成人肺炎診療ガイドライン2024〈68〉院内肺炎のエンピリック治療B広域抗菌薬単剤治療

重症以上(I-ROADで2項目以下かつ肺炎重症度規定因子が該当する)、もしくは敗血症性ショックの場合、または耐性菌リスク因子が2項目以上の場合、そういう群には初期治療から耐性菌(緑膿菌、MRSA、ESBL産生腸内細菌など)をある程度カバーする必要があり、広域抗菌薬(単剤)治療を選択します。

すなわち、下記のいずれかの単剤でde-escalation単剤治療を開始します。
•タゾバクタム・ピペラシリン
•タゾバクタム・セフトロザン
•カルバペネム系薬
•第4世代セフェム系薬
•レボフロキサシン

MRSA肺炎が想定されるときには抗MRSA薬(リネゾリド、バンコマイシン、テイコプラニン)追加も考慮します。

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posted by 長尾大志 at 16:51 | Comment(0) | 肺炎ガイドライン解説
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