院内肺炎/医療・介護関連肺炎における治療効果の判定・評価法としては、特別なものは示されておらず、市中肺炎の場合と同様に評価しているのが実際のところかと思われます。ガイドラインに明記されているのは、「抗菌薬の有効性は48〜72時間後に臨床症状、血液データ、画像所見などから総合的に判定する」、ということですが、まあ画一化するのは難しいということでしょうか。
もちろん、経過中に良質な喀痰が採れた場合には、判断材料がさらに増えます。たとえば、喀痰のグラム染色で当初認められていた白血球や菌が治療経過で見られなくなったら、治療の効果ありと考えていいでしょう。最初だけでなく、経過で痰を見ることも大事ですね。
また、喀痰培養には数日かかりますので、大体効果判定の時期に結果が得られます。その結果を治療にフィードバックしていくわけです。
2024年10月08日
成人肺炎診療ガイドライン2024〈70〉院内肺炎/医療・介護関連肺炎エンピリック治療の臨床評価法
posted by 長尾大志 at 19:13
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| 肺炎ガイドライン解説
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