特発性でない間質性肺炎は、特発性のような「病理組織パターン」による分類でなく、その背景、原因となるものによって分類します。将来、呼吸器内科を目指す人もそうでない人も、どんな薬であっても薬を使う以上、避けて通れないのが薬剤性肺障害です。眼内や膀胱内に注入した薬でも起こったりするのです。どの科に行っても必ず遭遇することになるでしょう。
薬剤性肺障害は現在でも非常に重要な疾患群ですが、今後ますます重要度が高まると考えられています。それはなぜか。
近年どんどん開発されている抗癌剤(分子標的薬)、抗リウマチ薬などの副作用として、薬剤性肺障害が多くみられることから、今後ますます症例数の増加が予想されるからです。また、欧米人よりも日本人に発現頻度が高く、遺伝的素因が考えられていることもあります。
『薬剤性肺障害の診断・治療の手引き』が改訂され、『薬剤性肺障害の診断治療の手引き2018』となり、近々2025となりますが、診断や治療の大切なところは変わりません。一番重要な部分を、ごくごくかいつまんで紹介します。
……といいたいところですが、今日から第119回医師国家試験、島根大学生の皆さんに帯同いたしますので、ちょっと切れ切れになるかもです。気長にお待ちくださいませ。
2025年02月06日
間質性肺疾患について、改めてまとめ19・特発性でない間質性肺疾患・将来どの科に行っても避けて通れない薬剤性肺障害の診断と治療
posted by 長尾大志 at 17:00
| Comment(0)
| 間質性肺疾患シリーズ
この記事へのコメント
コメントを書く

