2025年03月29日

肺非結核性抗酸菌症の治療B肺MAC症・空洞のないNB型

2020ATSガイドライン・2023日本の見解ともに空洞のないNB型は週3回投与としています。用量は日本のものを記しますが、ほぼATSガイドラインと同じです。

週3回投与
CAM1000mg分2またはAZM500mg/日
EB20〜25mg/kg(最大1000mg)/日
RFP 600mg/日

ちなみにEB20〜25mg/kg(最大1000mg)ですが、普通に体重50sで計算しても軽く1000mgを超えてしまいます。添付文書上日本では1000mg/日とせざるを得ませんが、用量設定に関する日本人のデータはなく、今後臨床試験が待たれるところであります。

2023日本の見解では連日投与法も挙げられています。連日の場合、累積投与量が多くなると特にEBの副作用が増加することが知られており、1回の投与量は少なめになります。

連日投与
CAM800mg分2またはAZM250mg/日
EB10〜15mg/kg(最大750mg)/日
RFP 10mg/kg(最大600mg)/日

元々以前は連日投与が一般的でしたが、間欠的治療レジメンで副作用(による薬剤修正)がかなり少なかった(認容性に差がある)こと、そしてマクロライドの耐性化に差がなかったとのことで、海外では一足先に間欠的投与が進んでいます。この辺日本人でのデータが少なく、日本人において果たして連日がいいのか間欠がいいのか、はたまた至適投与量はどうなのか、今後の調査研究が待たれるところです。

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