元々こちらは島根大学の総合診療医センターと香川大学総合診療科との交流の中で、香川出身で現在島根県立中央病院に勤務されている氏原先生と白石先生が中心になって企画された会だと認識しています。
香川のうどんと島根のそば、似て非なるものではありますが争うものではなく、各県18名の参加者がうまく融合してお互いの良さを引き出すそのような会になるはずが!つづきは後半に!!
で、出航は各自で七類港に集合し、チャーター船で出発進行!チャーター船、名前的にすごく立派な船を想像していますと昨日の写真の通り、いささか揺れが気になる大きさの船でした。乗り込んだときから揺れはなんとなく気になっていましたが、出発して数分でなかなかの高波に煽られまくり、「2時間かかる」という事前情報が私たちの心にずっしりと重くのしかかりました。2時間ずっと波は収まることはなく、もうテーマパークのアトラクション並みの落下・浮上・左右への傾きに煽られまくり、あちこちで逆流噴射が生じていました。とある先生が読まれた一句
あの人のゲ〇の匂いでもらいゲ〇
という感じでなかなか阿鼻叫喚の地獄をへて別府港に到着。私はなんとか酔い止めの効果もあり無事でしたが降りた時にはフラフラでしたね……。後で聞くと出雲はものすごい強風だったらしく、かなり条件が悪い中でのしかも小型船での移動ということで、今後隠岐に行かれる方はフェリー移動でしょうからどうぞご安心ください。
島前病院の先生方は患者さんの搬送で空が使えない時に小型船で搬送することもしばしばあるとのことですから、まさに離島医療の厳しさを参加者全員が肌感覚で実感する事になり、貴重な体験となりました!
お昼にしっかりと陸地に到着した後は、皆さんお若いので回復も早く、お昼ご飯を食べつつ私がちょっとだけクイズみたいなことをさせていただきました。だんだん難易度が上がっていく感じにしたので、後半になるとだんだん皆さん声がちっちゃくなってきて、だいたい予想した通りの反応でやっていて面白かったです。
そして午後の部は皆様お待ちかねのエコーセミナーです。半ズボンでハンズオンの名言を産んだ?岡本先生による腹部エコー、そして香川大学の市来先生による心エコー、それから白石先生による運動器エコーとエコー下穿刺と、超豪華メンバーによる時間たっぷりのエコー講座と実践で皆さん大満足の様子でした。
(写真掲載にあたり皆様の許可をいただいております)
そして国賀荘に移動してから大交流会です。これも席順をうまくバラバラにしていただいたり各人に発言の機会があったりで大変盛り上がっていました。
何かのはずみで?うどんとそばの融合〜ということからなぜか途中からうどんそば戦争になったんですけれども、最後は木田川先生、関島先生のジャッジで香川県の勝利!来年は小豆島でリベンジだ!!ということで無事に終わりました。
翌日2日目、日曜日は午前中に医学部の卒前教育、そして総合診療専門研修を考えるグループワークをされたんですが、私は総合医育成プログラムという裏番組?にリモート参加したため、午前中はほとんど参加できず(一番ここに参加してないといけない人だったような気がするんですが)、残念ながらまた次回をお楽しみに、となりました。
そしてお昼は香川県から持ち込んでいただいたうどんを隠岐で食べるということで、なんとその日の朝海女さんが取ってきてくださったサザエと共にうどんをいただくという贅沢!とっても美味しかったです。
それからバスで、島前といえば摩天涯ですね。摩天涯から国後海岸へのウォーキングに連れて行ってもらいました。摩天涯はちょっと残念ながら遠くの方に霧がかかっていて見晴らしは良くなかったのですが、その威容はよく分かりましたし、降りてくると霧が晴れて下からの様子がよく見えてとっても綺麗でした。
こちら通天橋では、空洞内に鏡面形成像(二ボー)があるからこれは肺膿瘍(肺化膿症)であろう、みたいな学術的な話?で盛り上がりました。
前日行きの船でダウンした皆様は一足早く13時発のフェリーで戻られ、ツアーには参加されなかったのですが、おしいことをされたなと。またぜひ再訪していただきたいと思います。
帰りの船でしたが、この日は前日よりも風が穏やかで波もそれほど高くなく(まあ時々上下はありましたけれども)、随分と楽に帰ってくることができました。
氏原先生、白石先生はじめ島前病院の皆様方、そしてはるばる香川からお越しいただいた皆様、島根参加の皆さん、楽しい2日間を本当にありがとうございました!

