2010年12月11日

石綿肺のスペシャリスト

今日は、呼吸器学会の地方会でした。
うちからの3題は、皆の努力の甲斐あって無難に?終わりました。

ランチョンセミナーで、横須賀市立うわまち病院の三浦先生によるご講演があり、
あまりにも印象深かったのでご紹介したいと思います。


横須賀は造船の町で、アスベストをそこら中でいっぱい使っており、
症例が豊富である、というお話から始まりまして。

とにかく、「豊富な臨床経験」という言葉がぴったりの、
患者さんをたくさん見ている方にしか語り得ない
大変興味深いお話がたくさん拝聴できました。


私の持論として、
「臨床医は、たくさん患者さんを見ている方がえらい」
というものがありますが、
(もちろん、私などはまだまだなのですが、目指すところとして)
こういう先生こそが、
「一流の臨床医」といえるのではないか、
おこがましくも、このように思った次第です。

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posted by 長尾大志 at 23:51 | Comment(0) | 学会・研究会見聞録
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