これらは、実際のところ効果が今ひとつであり、吸入ステロイドの普及に伴って、その役割を終えつつある、という印象です。
吸入薬
商品名:インタールエアゾル
ほとんど副作用がないことから、子供を中心にこれまでたくさん使われてきましたが、作用も強くありません。気管支の炎症をきっちり鎮めるものではないようです。
内服薬
商品名:ベガ・ブロニカ・アイピーディー・リザベン・ザジテン・アレジオン・ニポラジン・アゼプチンなど多数
主にメディエーター阻害薬を中心に、機序としては喘息に対して有効!というふれこみで発売された薬もありますが、どれも臨床的効果としては芳しくありませんでした。
ただ、鼻炎・花粉症・アトピー性皮膚炎など、他のアレルギーをお持ちの患者さんに使うと、効果的なようですので、喘息コントロールをこれだけで、というよりも、補助的な使い方をされています。
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2011年03月03日
web喘息講座11・吸入ステロイド以外のコントローラー3・抗ロイコトリエン薬以外の抗アレルギー薬
posted by 長尾大志 at 09:35
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