2011年03月04日

web喘息講座12・吸入ステロイド以外のコントローラー4・テオフィリン系薬

商品名:テオドール・テオロング・ユニフィル・ユニコン・スロービット

吸入ステロイドの普及以前はコントローラーの主役でした。ただ、患者さんによって体内での代謝が違い、効きすぎて副作用が出たり、効かなかったりということがありました。

そのために必ず血中濃度を確認する必要があり、使いにくいという点で敬遠されてきています。なお、教科書や添付文書では、10-20μg/ml程度に調節、となっていますが、現在の使い方は吸入ステロイドと併用して1日200mg程度投与し、5-10μg/mlあたりで調節、という感じです。

そしてもう1つ、使いにくい理由が「相互作用」です。

テオフィリンと一緒に使うとテオフィリンの血中濃度が上がってしまい、中毒を起こしてしまうような薬がたくさんあるのです。

本当にたくさんあるのでここでは全てを書くことはしませんが、テオフィリン系の薬と、その他の薬をあわせて処方する場合は、必ず相互作用がないことを確認しておきましょう。

テオフィリン系以外に、抗アレルギー薬の中にも相互作用がいろいろあるものがあります。こちらも要確認です。

このように使いにくい面のあるテオフィリンですが、最近では吸入ステロイドと少しだけテオフィリンを併用し、抗炎症効果を期待する使い方が見直されています。

吸入ステロイドの使用量を減らすことが出来るというものです。


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posted by 長尾大志 at 09:21 | Comment(0) | web喘息講座
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