2011年04月03日

CBT問題を作ってみた

CBT問題を作ってみました。

これまでにも何度も作っていますが、毎回思うことがあります。

「どうして問題以外のところでこんなに煩わされるのか。」

5択の問題を何問か作るだけだったら、
こんなに苦労はしません。


形式をそろえるところから始まって、1問作るのに、
山のように手順、手続きが必要で、ものすごく時間を取られます。


作っていて、思うのは被災地のこと。

救援物資が来ても、山のような手続きがあるために
必要としている方に行き渡らず腐っていく食料。


マニュアルに従ってしか動けない上層部に振り回されて
ものすごく苦労される現場の方々。


日本のあちこちで、今も同じことが繰り返されていると思うと
なんともやりきれない気持ちになります。




先日うけた「平成23年度放射線業務従事者登録更新(附属病院)に係る再教育訓練」でも同じようなイヤな気分を味わいました。


講習自体は、医療に関連して放射線を取り扱う上で(私の場合、気管支鏡検査でX線透視装置を使うので)そういう講習が必要なのはわかります。
まあ、そのやり方も、こういうビデオを見せるだけで意味があるのかとか、色々言いたいことはありますが、決まりだから仕方がないとビデオを見ていました。


そうしたら…最後に、原子力発電所の安全性を謳ったビデオが流れて…。

何のことはない、再教育に名を借りた、原発のプロパガンダでした。まあ普段だったら、ボーッとスルーするところでしょうが。

こんなタイミングで、いけしゃあしゃあと「原発は何重にも安全管理がなされておりますので、さあ皆さん安心して下さい」みたいな映像を流されたわけです


どう考えても逆効果なんですけど…。

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posted by 長尾大志 at 17:38 | Comment(0) | 日記
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