今年もフレッシュマンの皆さんが勤務を開始されました。
希望もあり、不安もあることでしょう。
先輩からの言葉を贈ります。
最初は慣れないことばかりで、「本当に自分に医者ができるのか」不安が多いと思いますが、初期研修中に身につけるべき手技のほとんどは、「練習すれば、必ずできるもの」なので、是非頑張って練習しましょう。
「30の法則?」というのがあって、一般的な手技・処置(気管内挿管、中心静脈カテーテル留置、胸腔ドレーン留置など)は、30回経験しなさいと。
30回やれば、必ずモノになる、といいます。
だいたい、最初の数回はビギナーズ・ラックで(無心でやるので)うまくいくのですが、何回かやると(色々考え出して)うまくいかなくなることがある。そこで色々やってみて、スランプを脱出するのが10〜20回目ぐらいだそうです。
その後、いろいろなパターン、困難症例などを経験し、30回もやると、どんな場面でも自信を持ってできるようになるようです。
そういわれて、私も若い頃に、処置をやるたびにカウントしていたことを思い出します。
どん欲に手技機会を求めて参りましょう!
2011年04月04日
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