2011年04月04日

新人医師諸兄に贈る言葉「30の法則」

今年もフレッシュマンの皆さんが勤務を開始されました。
希望もあり、不安もあることでしょう。

先輩からの言葉を贈ります。


最初は慣れないことばかりで、「本当に自分に医者ができるのか」不安が多いと思いますが、初期研修中に身につけるべき手技のほとんどは、「練習すれば、必ずできるもの」なので、是非頑張って練習しましょう。

「30の法則?」というのがあって、一般的な手技・処置(気管内挿管、中心静脈カテーテル留置、胸腔ドレーン留置など)は、30回経験しなさいと。

30回やれば、必ずモノになる、といいます。

だいたい、最初の数回はビギナーズ・ラックで(無心でやるので)うまくいくのですが、何回かやると(色々考え出して)うまくいかなくなることがある。そこで色々やってみて、スランプを脱出するのが10〜20回目ぐらいだそうです。

その後、いろいろなパターン、困難症例などを経験し、30回もやると、どんな場面でも自信を持ってできるようになるようです。

そういわれて、私も若い頃に、処置をやるたびにカウントしていたことを思い出します。

どん欲に手技機会を求めて参りましょう!

トップページへ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。